実家は寺、名門・明大落研出身 読売テレビ新人・藤岡宗我アナが目標とする大先輩
読売テレビに今春入社した新人の藤岡宗我(しゅうが)アナウンサー、吉澤真彩(まや)アナウンサー、増田陽名(ひな)アナウンサー3人が23日、大阪市の同局でお披露目された。吉澤アナが21日、増田アナと藤岡アナは22日のニュースでデビュー。研修を担当した虎谷温子アナは、同局では異例の採用数という3人について「アドバイスをし合ういい関係」と印象を明かした。

同期の増田アナ・藤岡アナは「アドバイスをし合う関係」
読売テレビに今春入社した新人の藤岡宗我(しゅうが)アナウンサー、吉澤真彩(まや)アナウンサー、増田陽名(ひな)アナウンサー3人が23日、大阪市の同局でお披露目された。吉澤アナが21日、増田アナと藤岡アナは22日のニュースでデビュー。研修を担当した虎谷温子アナは、同局では異例の採用数という3人について「アドバイスをし合ういい関係」と印象を明かした。
山口県出身で実家が江戸中期から続く寺の藤岡アナは、小中高と野球部で慶進高校時代はキャプテン(捕手)を務めたが、コロナ禍で最後の夏の甲子園が中止になった。地方予選もなくなり、代替のメモリアル大会後に地元の局アナのインタビューで、夢が消滅してつらかった時期も含めた2年半の振り返りを聞かれたことで前を向け、アナウンサーを志したという。
明治大では心機一転、落語研究会に入った藤岡アナの趣味は男性アイドルを応援すること。嵐・松本潤の大ファンという母親から血を受け継いだといい、「特にJO1さんが大好きです」と語った。ニュースデビューの直前も、JO1の卓上カレンダーを見つめてパワーにしていたと、吉澤アナから暴露されるほど。同期の女性2人に挟まれつつ、「『お経が読めて、落語と野球ができる、男性アイドルファンの藤岡』と覚えていただけたらうれしいです」とアピール。担当したい番組も平日朝の帯番組『す・またん!』のエンタメコーナー、『ベストヒット歌謡祭』を挙げた。
アナウンサーとしての夢を聞かれると、「1年以内にかなえたい夢がありまして」と前置きしつつ「ちょっと恐れ多いんですけども、『す・またん!』にレギュラー出演することです」と宣言。「将来的には尊敬する、見てるだけで元気をもらえる太陽のような、JO1の河野純喜さんのように、最終的に見ている方に毎日の活力を届けられるようなアナウンサーになりたい」と力を込めた。
目標とするアナの先輩には、同局OBでフリーの森たけしアナを挙げ、「関西の朝を長く彩って来られた大先輩ですし、落語研究会出身のアナウンサーとしても大先輩。すごく尊敬と言うか、憧れています。関西の皆さんに長く愛される森さんのように。『朝といえば森さん』『タイガースといえば森さん』と言うイメージが、僕は関西出身じゃないんでうけれどもあって。そういう人間になれるように『朝といえば藤岡』『タイガースといえば藤岡』と言っていただけるように頑張りたいなと思います」と誓っていた。
