松雪泰子、藤木直人主演ドラマで役者人生初の役どころ「どんなコラボレーションになるか」
俳優の松雪泰子が7月9日スタートのフジテレビ系連続ドラマ『最後の鑑定人』(水曜午後10時)で役者人生初の役どころに挑戦することが23日、発表された。

科警研所属のスゴ腕研究官に
俳優の松雪泰子が7月9日スタートのフジテレビ系連続ドラマ『最後の鑑定人』(水曜午後10時)で役者人生初の役どころに挑戦することが23日、発表された。
岩井圭也氏の同名小説を原作とする今作は、かつて科捜研のエースとして活躍した主人公が科学捜査を用いて難事件を解決に導いていくサイエンス×ミステリー作品。藤木直人が孤高で人に興味がない偏屈科学者・土門誠(どもん・まこと)を演じ、そのバディで人のウソを見抜くのが得意な“変人”研究員・高倉柊子(たかくら・しゅうこ)を白石麻衣が演じていく。
先日、個性派キャストの出演が発表されたばかりだが、このたび追加キャストとして松雪の出演が決定。松雪が演じる尾藤宏香(びとう・ひろか)は、科学警察研究所法科学部の副部長を務めるスゴ腕研究官。鑑定に対してひたむきに向き合う真面目な性格で、形質分類学では指折りの実力者。尾藤は、土門が科捜研に所属していた頃から知っており、お互いプライドが高いこともあって今でも会うと口論のような言い争いをすることも。一方で土門のことは鑑定人として誰よりも認めており、土門と共に事件解決に協力しようと奔走する情に熱い一面も。
30年以上の俳優歴を持つ松雪だが、なんと科警研研究官という役どころは初。さらにフジテレビ連続ドラマへの出演は『パーフェクト・リポート』(2010年)以来。主演の藤木とは『なにさまっ!』(1998年)、映画『リメンバー・ミー』(2018年※吹き替え)などの共演歴がある。
以下、松雪のコメント全文
――オファーを受けた際の率直な思いを教えてください。
「プロデューサーさんからお手紙を頂きまして。作品に対しての思いに心を動かされました。今回の役柄は、科警研の主に複顔を得意とする研究官。主人公・土門さんの過去を知る設定なので、科学者同士だからこそ、常人には理解されない領域での繋がりや、反発を面白く表現できるのではないかと思っています」
――台本や原作を読まれていかがですか。
「土門さんの独特な世界観や視点は、作品をご覧になる皆様にとって、楽しんでいただける要素だと思います。土門さんと尾藤の過去が徐々に明かされていくエピソードは、これから演じるにあたり楽しみな部分です」
――主演を務める藤木さんとの共演で楽しみにしていることはありますか。
「近いタイミングの共演作は、声での共演でした! そのときの共演では夫婦の役。今回はどんなコラボレーションになるかとても楽しみです」
