豊昇龍「プレッシャーはない。自分らしくできれば」 横綱昇進披露宴で神妙に意気込み

大相撲の横綱豊昇龍が22日、都内で行われた第74代横綱昇進披露宴に出席した。囲み取材に登場した豊昇龍は、神妙な表情で今後の意気込みを語っていた。

横綱昇進披露宴に出席した豊昇龍【写真:ENCOUNT編集部】
横綱昇進披露宴に出席した豊昇龍【写真:ENCOUNT編集部】

横綱は「勝てば責任を果たせる」

 大相撲の横綱豊昇龍が22日、都内で行われた第74代横綱昇進披露宴に出席した。囲み取材に登場した豊昇龍は、神妙な表情で今後の意気込みを語っていた。

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 第一声「やっとという思いです」と切り出した豊昇龍。続いて、「成長しながら、勉強してやっています。今日はたくさんの応援してくださる方がいらっしゃると思いますが、その人達の応援を受けながら、次の名古屋場所でも頑張りたいと思います」と意欲を見せた。

 記者から「もう一人の横綱(大の里)と一緒に戦っていくことになりますが、そのあたりはいかがですか」という質問が上がると、「自分のことだけを考えていければと思っています。自分らしくできればと思っています。プレッシャーはありません。横綱の責任を果たさなければならないというところもありますが、勝てば責任を果たせると思っています」と語った。

新横綱となった春場所ではケガで休場してしまったが、五月場所では12勝3敗の勝ち越し。千秋楽では大の里に対して上手ひねりで下し全勝優勝阻止した。「相手が全勝だったので、阻止したということで、僕でもうれしかったです」と振り返った。また、「名古屋場所が終わったら、少し間が空くので、しっかり稽古していきたいと思っています」と決意を新たにしつつ、充実感をにじませていた。

 豊昇龍は昨年九州場所で13勝2敗の優勝次点。12勝3敗だった初場所では優勝決定ともえ戦を制し、自身2度目の優勝を果たした。1月に行われた番付編成会議と臨時理事会で横綱昇進が満場一致で決まった。新横綱の誕生は令和3年名古屋場所後の照ノ富士以来。モンゴル出身では叔父の朝青龍らに次いで6人目となった。

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