タレントの明石家さんまが21日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』（午後10時）に出演。サッカー日本代表・堂安律（フライブルク）の結婚式に参列したことを振り返った。堂安のインスタグラムで、長友佑都、久保建英、三笘薫ら日本代表メンバーに加え、さんま、小栗旬・山田優夫妻ら豪華メンバーの集合写真がアップされていた。

　さんまは「堂安の結婚式に行かされた」と切り出すと、村上ショージは「すごかったんでしょうね。メンバーが」とコメント。さんまは「写真も上がってるらしいねんけども、ほとんどの日本代表が来てて。新郎側の席が、テーブルがあって、横一列、長いテーブルが日本代表のあれ（席）で。芸能人の席にはオレ、小栗、山田優ちゃん、山田親太朗、親太朗の奥さん」と説明。村上が「さんまさんと山田家だけですか。ほかに堂安、いてなかったんですか？」とツッコミ。さんまは「芸能人とのお付き合いは少ないみたい。だからお前が来ててもええねん。お前、一番親しいからな。お父さん、お母さんと」と話した。

　さんまは、村上が『ヤンタン』で「声が酒やけしてる」と指摘した堂安の母親から「酒やけしてる堂安の母です」とあいさつされたとぼやいた。堂安の父からは、ギャグで「堂安の兄です」とあいさつされ、若く見えるために信じたとした。最後に新郎新婦が両親に手紙を読む段階でようやく気付いたとした。その堂安の父の締めのあいさつが噛み噛みだったとし、「噛みすぎや、お前」「一体、何を言うてんねん」というヤジが受けたという。父親からは「助かりました。あれなかったら僕、ホンマぼろぼろですわ」と感謝され、「もう、ぼろぼろやったでしょうっていう大阪ならではのノリで」と楽しそうに振り返った。

　小栗もサッカー好きだとし、日本代表をずっと見つめていたとした。さんまは「何を見てんねん。ネームバリュー的にはお前、上やぞ」と声をかけたという。豪華メンバーでのショットは小栗の強い希望で撮影されたものだと明かした。さんまは「お互い『写真撮ってくれ』とも言えないような。芸能人側からやってん。小栗が『写真撮ってもらいましょう』『オレには明石家さんまっていうプライドがあんねん。向こうから来たらオレは撮るけどもやな。オレから行くわけにはいかん』」と葛藤があったとした。

　さんまは、小栗から執拗に撮影を要請されたとし「『お前ら行ってこいよ』『行きましょうよ』『行かへん。オレもお笑いの代表として、ベストイレブンには入る男や』言うて。（小栗が）『もう、日本代表ですよ』『オレも結構、日本代表やぞ。お前も日本代表やぞ。ベンチには入ってる』『ベンチですか、僕は』『お前はまだベンチや』言うて。連れられてん。結局、『行きましょう』って、山田優ちゃんにも『撮りましょうよ』って。親太朗が沖縄なまりで『行くっさあ』とか」と撮影までのやりとりを面白おかしく披露した。

　撮影時について、さんまは「それに連れられて写真撮りに行ったら、みんなもウワッて来てくれて、日本代表も。『三笘、こっち来い』とか言うて」と回想。サッカー好きで浦和ファンのモーニング娘。’25の横山玲奈は、家族で写真をチェックしたとし「アップにして誰がいるって。しっかり真ん中にさんまさんいて。その周りを代表が囲んでて、『すごっ』と思って」と声を弾ませた。さんまも「そうそう。サッカーファンにとってはすごいショットらしい。あんだけ日本代表そろわないって。堂安の人柄、力もあんねやろうけど。ズラッとそろって。森保さんはさすがに来てなかった。来れないやろうな。1人の結婚式行ったら、全員行かなあかんから、（代表）監督は」と話した。

　村上から「さんまさんは勝手に行ったんじゃないですもんね」といじられると、人の結婚式にはほとんど出席しないというさんまは「招待状来たどころちゃうねん」と主張した。親交の深い堂安からは「最後に『もし（来年の）ワールドカップで優勝したら、これの3倍の規模で明石家さんまさんにパーティーを開いてもらいます』って約束させられて。みんなが拍手するから、お辞儀せなしゃあない」と告白。「今のメンバーは歴代の日本でも強い方だと思うけども、優勝したらオレ、帝国ホテルで優勝記念パーティーを開催せなあかんねん」と言うと、「こないだビーフやったけど、チキンにしてもらおうかな」と笑わせた。