新婚のトリンドル玲奈、夫婦円満の秘訣は「すぐ謝ること」 整形×復讐ドラマで見せる新たな顔

俳優のトリンドル玲奈が、本日7日スタートのテレビ東京系連続ドラマ『レプリカ 元妻の復讐』(月曜午後11時6分)で、同局連ドラでは初の単独主演を務める。原作は電子書籍200万部突破の人気漫画で、整形でまったくの別人になり、壮絶な復讐に身を投じる女性を描いた衝撃作。外見を変えることで“人生をリセット”するというテーマにも通じる同作にちなみ、トリンドル自身も過去の大胆なイメチェン体験や仕事、人生への向き合い方を率直に語った。2024年1月に結婚したばかりで、興味深い新婚生活についても触れた。

大胆イメチェンについての思いも明かした【写真:藤岡雅樹】
大胆イメチェンについての思いも明かした【写真:藤岡雅樹】

2024年1月に俳優の山本直寛と結婚した

 俳優のトリンドル玲奈が、本日7日スタートのテレ東京系連続ドラマ『レプリカ 元妻の復讐』(月曜午後11時6分)で、同局連ドラでは初の単独主演を務める。原作は電子書籍200万部突破の人気漫画で、整形でまったくの別人になり、壮絶な復讐に身を投じる女性を描いた衝撃作。外見を変えることで“人生をリセット”するというテーマにも通じる同作にちなみ、トリンドル自身も過去の大胆なイメチェン体験や仕事、人生への向き合い方を率直に語った。2024年1月に結婚したばかりで、興味深い新婚生活についても触れた。(取材・文=幸田彩華)

 物語は「整形」を通して“人生をリセット”するというテーマも含まれている。これまで自身の見た目が大きく変わったことで、気持ちにも変化があった経験について聞くと、トリンドルは過去にベリーショートにしたときのエピソードを振り返った。

「ベリーショートにしたときは、今よりもだいぶ短くて、本当に“頭皮”みたいな感覚でした(笑)。いつかやってみたくて切ったのですが、家に帰った初日や次の日は全然見慣れなくて……。メイクの仕方も迷いましたし、顔の見え方も変わったので、ある意味で“リセット”だったのかなと思います」

 大胆なイメチェンのきっかけについては、周囲の助言や、ある作品の影響があったという。

「美容師さんや母、先輩から『切ったらいいんじゃない?』と言ってもらったことが重なったんです。それと、昔のフランス映画を観て、すごくかわいくて。私は肌の露出が苦手だったんですが、ショートにすると多少露出してもいやらしく見えない。女性らしい雰囲気になる気がして、この髪型がフィットする感じがありました。ボブのときはメンズっぽい服が多かったんですが、ショートにしてからは女の子らしい服も着るようになって、それはうれしい変化でした」

 ドラマでは、「整形」によってまったくの別人として第2の人生を歩むという設定だが、トリンドル自身が「人生をリセットしたい」と思ったことはあるのだろうか。

「“この仕事をしていなかったら何をしてたかな?”とは、たまに考えます。いろんな役を演じさせていただく中で、最近は舞台で看護師の役を演じたのですが、“もしこの仕事をしていなかったら?”と思うことがありました。意外と“なるようになる”と思っていて、今のこの形が自分にとって正解なんじゃないかなと思っています」

 現代では美容整形に対する価値観も多様化しており、「強く生きる女性像」として描かれる側面もある。今回の台本を読んで、考え方に変化はあったのか。

「復讐や整形など、いろんなキーワードがありますが、“今の自分の人生をこのまま終わらせたくない”という思いで行動を起こすのは、どんな形であれ強さが必要だと思います。だからこそ、それがその人にとってプラスになれば、それでいいのかなと。客観的に見ても、すごくかっこいいなと、改めて思いました」

 私生活では、昨年1月に俳優の山本直寛と結婚。大切にしている“夫婦円満”の秘けつについても語った。

「ダメなことを言ってしまったときは、すぐに謝ること。そして、いろんな感情をため込みすぎないようにしています。うれしいことも、良くない感情も、全部話すようにしていますね。それを聞いてくれる優しい人だからこそ成り立っているとも思います。うそだけはつかないように。信頼関係だけは大事にしたいと思っています」

 整形で別人となって“復讐”を遂げようとする女性を演じるトリンドル。その内面には、役柄とは異なる、穏やかで芯のある強さが感じられた。

次のページへ (2/2) 【写真】インタビューアザーカット
1 2
あなたの“気になる”を教えてください