福原遥×林遣都、月9初共演で児童相談所題材の新ドラマ 施設職員との対話で印象に残った言葉
俳優の福原遥と林遣都が、7月スタートのフジテレビ系連続ドラマ『明日はもっと、いい日になる』(月曜午後9時)で初共演を果たす。児童相談所を舞台に、子どもたちとその親までも救っていく姿を描く完全オリジナルのヒューマンドラマだ。福原は本作で“月9”初出演にして初主演。一方の林も同枠への出演は初めてとなる。2人は作品への思いや役柄への考え、お互いの印象について語った。

完全オリジナルのヒューマンドラマ
俳優の福原遥と林遣都が、7月スタートのフジテレビ系連続ドラマ『明日はもっと、いい日になる』(月曜午後9時)で初共演を果たす。児童相談所を舞台に、子どもたちとその親までも救っていく姿を描く完全オリジナルのヒューマンドラマだ。福原は本作で“月9”初出演にして初主演。一方の林も同枠への出演は初めてとなる。2人は作品への思いや役柄への考え、お互いの印象について語った。
撮影に先立ち、2人は実際の児童相談所を訪問した。福原は「職員の方から、子供や保護者の方との向き合い方や心の縮め方、子供たちがどんな生活を送っているのかといったお話を聞かせていただきました。」と率直な思いを明かす。
林も「こういった作品に携わらないとなかなか見ることのできない光景を見て、職員の方や入居している男の子にも話を聞かせてもらって、いろいろと感じることがありました」と振り返る。
「一見すると、保育園や学校のようにも見える一時保護所ですが、普通は当たり前に出来ることがここでは制限があります。子どもたちはそんな環境にもすごく適応していて、ほほ笑ましく見える瞬間もあるんですが、ここに入所することになった背景を考えてると、1人でも多くの子供がそこにいる必要がなくなるようにと、自分の時間を捧げて頑張っている職員の方々の姿を見て、よりこのドラマに対しての思いが強くなりました」
さらに、施設職員との対話の中で印象に残った言葉があるという。
「職員の方が『とにかく皆んなで情報を共有しながら慎重に進めていくんです』とおっしゃっていて。その一方で『子どものため』という感情には勝てない時があって瞬間的に動いてしまう時があるとおっしゃっていました。なのでその感情のバランスを大事にして演じていけたらなと思っています」
今回が初共演となる2人。福原は林について、「すごくお芝居が素敵だなって思いながら、今までたくさんの作品を拝見させていただいていたので、今回ご一緒させていただけると聞いた時は、本当にうれしいなと感じました。いろいろ勉強させていただきながら頑張ってついていきたいなと思っています」と笑顔で答えた。
一方、林は「想像以上に清らかな空気をまとってる方で、神社のパワースポットのような、周りの人が自然と笑顔になるような空気感を持ってる方」と絶賛。さらに台本の読み合わせの際も、「作品作りや演技に対してすごく誠実な方だなと思いました」と続けた。
さらに実生活で子育て中の林は、本作に強く共感するという。
「僕も今子育て真っただ中なので、もう共感することばかりで。トラブルがあったときに、頭ごなしに親を責めるわけではなく、このドラマはそれぞれの家庭のことを奥深く見つめて、寄り添っていく人たちの話。もし子育てとかに悩んだり苦しんでいる人がいたら、ちょっとでもそういう人たちの心が軽くなる物語になればいいなと思ってます」と願いを込めた。
“子どものために”という信念を胸に、それぞれの現場で奮闘する人々の姿を描く『明日はもっと、いい日になる』。温かくも真摯な眼差しで描かれる、心を揺さぶるドラマに注目だ。
