衝撃作『バトル・ロワイアル』主演・藤原竜也が登壇する舞台あいさつ開催決定
日本映画史に刻まれる衝撃作『バトル・ロワイアル』の上映に伴い、主演の藤原竜也と脚本の深作健太氏が登壇する舞台あいさつが、7月15日に開催。また、7月上映スケジュールが21日、発表された。

映画館「丸の内TOEI」が7月27日に閉館
日本映画史に刻まれる衝撃作『バトル・ロワイアル』の上映に伴い、主演の藤原竜也と脚本の深作健太氏が登壇する舞台あいさつが、7月15日に開催。また、7月上映スケジュールが21日、発表された。
1960年9月20日に開業した映画館「丸の内TOEI」が、東映株式会社本社の入る東映会館の再開発に伴い、2025年7月27日に閉館。
東映は丸の内TOEI閉館に向けた関連事業について社内各部署を横断したメンバーによる“全社プロジェクト”として進めていくことも決定。65年という長い歴史のグランドフィナーレを彩る「さよなら 丸の内TOEI」プロジェクトのコンセプトは、劇場へかかわる全ての人への感謝と、「映画館で映画を観る」ことの大切さを改めて訴求することで、2025年5月9日~7月27日の80日間にわたる100作品以上の傑作特集上映に加え、劇場を活用したさまざまなイベントを実施中。
今回「さよなら 丸の内TOEI」プロジェクトは、『バトル・ロワイアル』(2000)の上映前に、主人公の七原秋也役を演じた藤原と脚本を務めた深作氏が登壇し、舞台あいさつを開催することを発表。チケット発売日時は劇場HPで6月28日午後8時から、劇場窓口は6月29日劇場オープン時より(HPで完売した場合、窓口での販売はなし)。
「ねえ、友達殺したことある?」という異様で衝撃的なキャッチコピーは、20世紀末の日本を震撼させた。中学生同士が殺し合いをするという作品内容に対し、少年犯罪の助長や青少年への悪影響が危惧され、国会議員による上映規制運動が展開されたり、2000年11月17日の国会(第150回国会文教委員会)で当時の文部大臣にこの映画に対する政府の見解が問われたりするなど、ある種の社会問題として取り上げられた。しかしながら、こういった問題がマスコミによって取りざたされたことで、映画は却って世間の関心を集める結果となり、興行収入31.1億円の大ヒット作となった。
