国分太一巡る日テレ会見、質問に「申し上げられません」連発 一部報道陣怒り「納得いかない」
TOKIOの国分太一がコンプライアンス違反によって日本テレビ系『ザ!鉄腕!DASH!!』(日曜午後7時)を降板したことを巡り、東京・汐留の同社で日本テレビが20日、記者会見。福田博之社長が説明を行った。一方で、福田社長は「プライバシーのため」として詳細を話さず、報道陣と押し問答になっている。

『ザ!鉄腕!DASH!!』は1995年に放送スタート
TOKIOの国分太一がコンプライアンス違反によって日本テレビ系『ザ!鉄腕!DASH!!』(日曜午後7時)を降板したことを巡り、東京・汐留の同社で日本テレビが20日、記者会見。福田博之社長が説明を行った。一方で、福田社長は「プライバシーのため」として詳細を話さず、報道陣と押し問答になっている。
日テレは同日、国分について、「過去にコンプライアンス上の問題行為が複数あったことを確認しました。これを受け、弊社の番組『ザ!鉄腕!DASH!!』に国分氏の出演を継続することは適切でないと判断し、番組降板を決定しました」と発表。第三者の弁護士による調査結果などを踏まえて決定したとしている。
福田社長は「外部の先生方に依頼、調査、その結果、問題ある行為が認められたのでこれをもって番組降板になりました」と説明した。一方で、コンプライアンス違反の事案の内容について、「プライバシーを再優先に配慮した結果なので申し上げられません」と繰り返した。被害者がいるのか、という質問に対しても、「それも申し上げられない」と回答を拒んだ。
煮え切らない展開が続き、報道陣からは「納得いかない」「独善じゃないですか」と怒りの声が飛んだ。福田社長は「本件は複数のプライバシーが関わっています。弁護士の先生方に相談して、我々の判断でプライバシー保護を決めています」と言及した。
同番組は1995年11月2日にスタートし、30周年間近でTOKIOの代名詞となってきた。また、日テレは番組自体は継続することを明かしている。
