曲師の沢村豊子さんが死去…88歳 12歳で浪曲界へ…一時半引退もブランクを経て復帰

曲師の沢村豊子さんが6月18日に亡くなったことを、一般社団法人・日本浪曲協会が20日に公式Xで発表した。88歳だった。

曲師の沢村豊子さんが6月18日に亡くなった
曲師の沢村豊子さんが6月18日に亡くなった

18日15時56分に永眠

 曲師の沢村豊子さんが6月18日に亡くなったことを、一般社団法人・日本浪曲協会が20日に公式Xで発表した。88歳だった。

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 1937年、福岡県大牟田市に生まれた沢村さん。呉服の行商をしていた父親のもとで、10歳から坂東流と藤間流の日本舞踊と、踊りの師匠になるための必要として端唄三味線を習い、12歳で浪曲界へ飛び込んだ。

 1964年、国友忠さんが体調を崩して半引退生活になったのに従って、自らも半分引退のような形になり、子育てでブランクがあるなかで、三波春夫さんのマネジメントをしていた夫人から電話があり、三波春夫を弾いてほしいと依頼を受け、曲師に復帰した。

 以降は多くの浪曲師を三味線で支えた沢村さん。日本浪曲協会は「沢村豊子(曲師、一般社団法人日本浪曲協会参与)が6月18日15時56分に永眠いたしました。ここに謹んでご報告申し上げます。生前は多大なご懇親を賜り誠にありがとうございました。通夜告別式につきましては、次の通り執り行います」と発表している。

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