佐野勇斗、初共演の綾瀬はるかは「素でやっている感じが天才」 学んだことを明かす
俳優の佐野勇斗が、21日にスタートするNHK総合の土曜ドラマ『ひとりでしにたい』(午後10時)に“こじらせ男子”役で出演。取材会に出席し、主演を務める綾瀬はるかの印象、共演エピソードを語った。

笑って読める終活ギャグ漫画がドラマ化
俳優の佐野勇斗が、21日にスタートするNHK総合の土曜ドラマ『ひとりでしにたい』(午後10時)に“こじらせ男子”役で出演。取材会に出席し、主演を務める綾瀬はるかの印象、共演エピソードを語った。
本作は、笑って読める終活ギャグマ漫画、カレー沢薫氏の『ひとりでしにたい』を、NHK大河ドラマ『青天を衝け』やNHK連続テレビ小説『あさが来た』などの大森美香氏脚本によりドラマ化。30代後半独身の主人公・山口鳴海(綾瀬)が、時に世間の常識に傷つきながら、時に誰かと比べてしまい落ち込み、時に居て当たり前に思っていた周囲の人々に感謝しながら、よりよく死ぬためによりよく生きる方法を、這いつくばって模索する物語となっている。
鳴海の同僚で、都庁から出向組のエリート・那須田優弥を演じた佐野は、初共演となった綾瀬の印象を聞かれ、「誰が見ても国民的と呼ばれる女優さん。共演する前から、業界一肌がきれいとか、お茶目な方とか、噂を聞いていて、実際にどうなんだろう? と思っていました」とコメント。「緊張はあったのですが、お会いしたらとてもフランクな方でした。綾瀬さんの人柄のおかげで、ため口を使ってしまうような関係性になれました」と笑顔で話した。
綾瀬との共演で学んだことについては、「一番は人柄が勉強になりました」とコメント。「話し合いになった時は、『1回やってみようか』『やってみて分かることもあるから』と現場をいい空気にして進めてくださった。それを私やっていますという感じがなく、素でやっている感じが天才だと思いました」と語ると、「スタッフさんとの距離感も近いし、どうすればあんな方に育つのか、今度親御さんにアンケートをとりたいと思っています」と興味津々だった。
本作の見どころを聞くと、「1話の登場シーンから鳴海は那須田に対して、『なんだこいつは!?』という印象で接していきます。鳴海の那須田に対する心境が、どういう風に変わっていくのか、どう映っているのかが楽しみです。綾瀬さんのダンスも楽しみです」とコメント。「僕くらいの世代の方も、作中に描かれている30代の方も、自分事のように考えさせられるお話で、それをおもしろく見ていただける作品です。暗くならず勉強できるという意味で楽しんでいただけたらうれしいです」とアピールした。
●NHK総合・土曜ドラマ『ひとりでしにたい』
6月21日(土)スタート、毎週土曜・午後10時から放送
出演:綾瀬はるか、佐野勇斗、山口紗弥加、小関裕太、満島真之介、國村隼、松坂慶子ほか
ヘアメイク:望月光(LEIMAY)
スタイリスト:伊藤省吾
衣装:ニット&パンツ/ダイリク
(問い合わせ先)
info@dairiku-cinema.com
