『あんぱん』考察の“答え”に注目「セリフも同じ」「そのままだった」 岩男役が感謝の投稿

俳優の濱尾ノリタカが19日、自身のインスタグラムを更新。岩男を演じるNHK連続テレビ小説『あんぱん』(月~土曜午前8時)のオフショットとともに、作品への思いをつづった。

濱尾ノリタカの実際の投稿【写真:インスタグラム(@noritaka_hamao)より】
濱尾ノリタカの実際の投稿【写真:インスタグラム(@noritaka_hamao)より】

濱尾ノリタカがインスタに投稿

 俳優の濱尾ノリタカが19日、自身のインスタグラムを更新。岩男を演じるNHK連続テレビ小説『あんぱん』(月~土曜午前8時)のオフショットとともに、作品への思いをつづった。

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 本作は俳優・今田美桜が主人公・若松のぶを、北村匠海が柳井嵩を演じ、漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さんをモデルに戦前から戦後の激動の時代を生き抜く夫婦を描く物語。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 この日放送された『あんぱん』第59回では、銃撃された岩男が、横で見守る嵩に、リン(渋谷そらじ)はよくやった、これでいいと言って息絶える様子が描かれた。その後、八木(妻夫木聡)が、リンは日本軍のゲリラ討伐で射殺された親の仇を打ったのだと説明。リンが父の形見の銃で仇をとったと話し、「ぼくの胸はちっとも晴れない」「イワオさんはぼくのやさしい先生でした」と涙ぐむシーンもあった。

 本編からの“退場”を受けて、濱尾は「オンエアを観て、田川岩男は最期に、父親になれたのかもしれないな、と思いました」と演じきった心境を明かし、「戦争のことを、わかることなんてできないかもしれないけれど、それでも考え続けていかなければならないと思います。ぼくは岩男とリンのことが大好きです。戦争はダメなことで、美しいことじゃない。ありがとうございました」と記した。

 投稿には渋谷との笑顔のオフショットのほか、やなせさんの手掛けた絵本『チリンとすず』を収めた写真も掲載。同作は主人公の子羊・チリンが母羊を殺した狼のウォーに弟子入りし、復讐(ふくしゅう)をする物語で、放送中に「岩男の名前の由来はチリンのすずのウォーだったか」「名前からして察してたけどそりゃないよ」などと考察する声も上がるなど、岩男とリンのモチーフになっていたようだ。

 また、第59回の放送後にはSNSで「セリフも同じだね」「まじでチリンとウォーの話でしたね…朝からきつい…」「そのままだった」の声も上がっていた。

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