NHK『あさイチ』（月～金曜午前8時15分）でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが18日、恒例の朝ドラ受けを展開した。この日放送された連続テレビ小説『あんぱん』（月～土曜午前8時）の第58回の終盤で衝撃的な展開が描かれた。『あさイチ』では、大吉が「何ですか最後は？」、鈴木アナも「どういうことですか？」とあまりに衝撃的な展開に混乱した様子で朝ドラ受けをスタートした。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

『あんぱん』の第58回では、駐屯地への補給路が絶たれ、ついに食料が底をついた駐屯地では、正気をなくした康太（櫻井健人）が民家に向かって駆け出し、中にいた老婆に銃を向ける様子が描かれた。そこでゆで卵をもらえたが、康太も嵩（北村匠海）も殻ごと食べる姿が描かれた。また、その後、岩男（濱尾ノリタカ）が、自分になついていた中国の男児・リン（渋谷そらじ）に対し、スパイと疑われているからもうつきまとうな、お別れだ、さようならと告げる姿も描かれた。その後、銃声がすると岩男が撃たれて倒れている衝撃的な姿が映し出された。ラストは八木（妻夫木聡）が逃げた子どもを捜し、銃を持ったリンを発見するシーンだった。

『あさイチ』では、衝撃的な展開に大吉が「何ですか最後は」と困惑。鈴木アナも「どういうことですか？」と語ると、華丸は「だからスパイだったってことじゃないの」と反応した。大吉は「だからといって岩男君を撃ってどうするの」と疑問を呈すると、鈴木アナは「ちょっと混乱が、混乱が……受け止めきれないんですけど」と語った。その後、大吉は「（スタッフから）40秒後にはVTRにいけと言われているんですけど、この状態では無理だと思うんですよ」と言いながらも予定された番組内容に向けて番組を進行した。

『あんぱん』は、俳優・今田美桜が主人公・のぶを演じ、漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さんをモデルに戦前から戦後の激動の時代を生き抜く夫婦を描く物語。