【べらぼう】日本橋進出したい蔦重…“吉原者”拒否するていとの関係に注目

俳優の横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じるNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時、22日は午後7時14分)。18世紀半ばに江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸に描く痛快エンターテインメント。第23回では蔦重が日本橋に店を構えることに意欲をみせる様子が描かれた。だたし難題も。ラストシーンは扇屋(山路和弘)が「奥の手」と言いながらある人物を蔦重に引き合わせるシーンだった。22日放送の第24回はどんな展開になるのか。

蔦重を演じる横浜流星【写真:(C)NHK】
蔦重を演じる横浜流星【写真:(C)NHK】

横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じる大河ドラマ 第24回の見どころ紹介

 俳優の横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じるNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時、22日は午後7時14分)。18世紀半ばに江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸に描く痛快エンターテインメント。第23回では蔦重が日本橋に店を構えることに意欲をみせる様子が描かれた。だたし難題も。ラストシーンは扇屋(山路和弘)が「奥の手」と言いながらある人物を蔦重に引き合わせるシーンだった。22日放送の第24回はどんな展開になるのか。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 NHKによると、吉原の親父たちの支援のもと、日本橋に店を購入する準備を始める蔦重。しかし、丸屋のてい(橋本愛)は、吉原者の蔦重を受け入れず、店の売却を拒否するという。蔦重は、東作(木村了)や重政(橋本淳)に何か打開策はないかとたずねるが……。一方、誰袖(福原遥)は抜荷の証をつかめていなかった。意知(宮沢氷魚)は、次の一手に東作と廣年(ひょうろく)を繋ぎ、琥珀の直取引話で誘いを謀る……という展開に。

 第23回の本編放送後の次回予告では、鶴屋(風間俊介)の「あなた方は日本橋にふさわしくない」という声が聞こえた。店の売却を拒否する丸屋のていも「吉原者と一緒になるなどありえません」と話す姿があった。ていは将来、蔦重の妻となる人物だが、この2人の距離がどう縮まっていくのか。次回予告には蔦重が「あの人の望みは一つしかねえんだよ」と言う声が聞こえた。「あの人」とは、ていと思われるが、蔦重が気付いた一つしかない望みが蔦重の日本橋進出につながるのか。また、ていが昔から世話になっている寺の和尚・覚圓(マキタスポーツ)の存在も気になる。蔦重とていの関係の変化に注目したい。

 一方、蝦夷地の問題では次回予告に松前道廣(えなりかずき)が再び火縄銃を構え何かを狙っている怖い表情の映像もあった。声の主は不明だが「花魁はこやつをそそのかし」と、道廣の弟・廣年(ひょうろく)が誰袖の策略にはめられたことを察しているかのような内容の言葉も。今後、誰袖はどうなるのかも見どころの一つの気がする。

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