僕が見たかった青空 お披露目の地で2周年ライブ開催 新センター杉浦英恋は「アリーナツアー」挑戦を宣言【ライブレポート】

デビュー2周年を迎えたアイドルグループ・僕が見たかった青空が15日に結成2周年を迎え、東京・Zepp Divercity(TOKYO)で全国ツアー千秋楽『結成2周年記念僕が観たかったワンマンライブvol.2』を開催し、2周年を迎えた感謝と3年目にかける気概をライブで見せた。ライブ前にはメンバーの塩釜菜那・八木仁愛・杉浦英恋・早崎すずき・柳堀花怜が囲み取材に応じて、活動への思いを語った。

(左から)今井優希、工藤唯愛、八木仁愛、柳堀花怜、安納蒼衣、吉本此那、杉浦英恋、長谷川稀未
(左から)今井優希、工藤唯愛、八木仁愛、柳堀花怜、安納蒼衣、吉本此那、杉浦英恋、長谷川稀未

初の全国ツアー千秋楽で18曲披露、柳堀花怜が副リーダー就任で新体制へ

 デビュー2周年を迎えたアイドルグループ・僕が見たかった青空が15日に結成2周年を迎え、東京・Zepp Divercity(TOKYO)で全国ツアー千秋楽『結成2周年記念僕が観たかったワンマンライブvol.2』を開催し、2周年を迎えた感謝と3年目にかける気概をライブで見せた。ライブ前にはメンバーの塩釜菜那・八木仁愛・杉浦英恋・早崎すずき・柳堀花怜が囲み取材に応じて、活動への思いを語った。

 僕が見たかった青空は、オーディション応募総数3万5678人の中から選ばれた23人が2年前の15日にこのZepp Divercity(TOKYO)でお披露目され「乃木坂46の公式ライバル」としてデビュー。翌年の1周年ライブもこの地で開催し、今年3月からの初のの全国ツアーのファイナル公演でふたたび思い出の場所に戻ってきた。

 これまでのシングル全てでセンターを務めてきた八木は、23人から1人も欠けることなく2周年を迎えられたことを「奇跡だなって思います」と、スタッフやファンからの支えに改めて感謝。2年間の思い出を聞かれると、「一番最初のメンバー発表会がすごく印象に残っています。皆泣いていて、緊張と不安の中でステージに立っていました。1周年の時はまだ、その時の動画はちょっと怖くて見返せなかったんですけど、今年はメンバーと一緒に笑顔で見られるようになったことが成長です」と振り返る。柳堀も「1年前のライブはすごく泣きましたが、デビューしてからの集大成というか、改めて僕青でいられてよかったなって思えた瞬間でした。もっと頑張っていこうという決意が固まったので、今回もそんなライブにしたいです」と意気込んだ。

 早崎は「このツアーで地方の食べ物をケータリングを皆で輪になって食べたり、お土産を買って電車に遅れないようダッシュしたり、地域でお客さんの反応が違ったり、ツアーならではの瞬間が楽しめました」と明かす。塩釜も「このツアーに備えて合宿をしましたが、レッスンは本当にきつくて。リフレッシュできたご飯とお風呂の時間が思い出です」と笑って振り返り、杉浦は「メンバーと過ごした毎日が一番です。バスの中で大合唱したり、東京ドームのそばを通って『いつかここに立てたらいいね』と皆で誓いました」と思い出を明かした。

 このライブから柳堀が新たに副リーダーに就任し、リーダー塩釜、副リーダー柳堀の体制となる。柳堀は「塩釜がすごく僕青愛が強いので、私も負けないくらい愛を持ってメンバーを支えていきたいです。彼女が背中を押してくれて、喝をいれてくれたので、私もリーダーを助けてメンバーがさらに成長できたらと思います」と抱負を口に。

 8月6日発売の新シングル(曲名未定)で初めてセンターを務める杉浦は「私は皆のことを後ろから見守るのが好きなんですが、でも今回はとにかく頑張って、この人をメインメンバーに選んでよかったなって思ってもらえるように精一杯頑張りたいです。メンバーの良さももっと引き立つシングルになるよう、楽しみにしてもらえたらうれしいです」とメンバーを引っ張っていく覚悟を示した。

 ライブではデビューシングルの表題曲『青空について考える』にはじまり、ダンストラックやステージ上で楽器を使ってのパフォーマンス、安納蒼衣・金澤亜美・工藤唯愛のユニット曲『キッシュラブ』などもまじえて合計18曲を披露。柳堀の副リーダー就任もファンの前で発表され、「僕青に愛を捧げて、私らしく貫いて支えていきます」と意気込む柳堀だった。終盤には『初めて好きになった人』ではメンバーと客席のファンが一体になってのジャンプで盛り上がった。

 そして杉浦は「来年は、アリーナツアーを僕青は目指します」と宣言。「『できるの?』って言われるかもしれないけど、今日この景色を見て私は『きっと行ける!』って思いました。絶対に立ちます」とさらに大規模なツアーの実現を誓った。

 リーダーの塩釜は「アイドルがこんなことを言うのはおかしいかもしれませんが、僕青はオワコンじゃないです(笑)。まだまだこれからなんだ!」ととぼけつつも、「明日から結成3年目が始まりますが、まだまだ僕青の快進撃は続きます。これからもよろしくお願いします」とアピール。アンコールのラストでは『空色の水しぶき』をパフォーマンスし、ファンもコール&レスポンスで応える。『SASUKE』(TBS)挑戦で話題を呼んだ岩本理瑚のアクロバティックなバク宙でも盛り上がり、歌・ダンス・MCを通じて2年間の集大成をファンに見せた。

 新情報として、8月31日に2周年記念ライブ『アオゾラサマーフェスティバル2025』(豊洲PIT)、9月に舞台『夏霞~NATSUGASUMI 2025~』の上演、10月18日にワンマンライブ『僕青祭2025』の開催も決定。3年目への期待感も高まるライブになった。

▽セットリスト
1 青空について考える
2 恋は倍速
3 青春の旅人
4 好きになりなさい
5 青空ディスコティック
6 制服のマネキン
7 涙を流そう
8 暗闇の哲学者
9 真っ白に塗り直せ
10 飛ばなかった紙飛行機
11 キッシュラブ
12 臆病なカラス
13 昇降口で会えたら
14 好きすぎてUp and down
15 初めて好きになった人
16 炭酸のせいじゃない
(ENCORE)

17 あの日僕たちは泣いていた
18 空色の水しぶき

※早崎すずきの崎の正式表記はたつさき

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