【RIZIN】苦戦のケラモフ、タイトル挑戦に暗雲 榊原CEOは内容に“不満”「1度しっかり考えたい」明言避ける
メインカードの第15試合は、元RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフ(33=アゼルバイジャン)が木村柊也(24=BRAVE)に3-0で判定勝利した。

ケラモフは笑顔なき会見「なるべく早いうちに結論を出したい」
メインカードの第15試合は、元RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフ(33=アゼルバイジャン)が木村柊也(24=BRAVE)に3-0で判定勝利した。
24歳の新星に苦戦した。主導権は握ったが、3Rでフィニッシュにはいたらず試合は判定決着までもつれた。
試合後に会見に登壇したケラモフに笑顔はなかった。「実はインフルエンザにかかってまして。こちらに来る前の4日間ぐらい熱とか体調が悪かったっていう状況がありました。でもそんなことを試合の前に言うことはしたくなかった」とコンディション調整に失敗していたことを明かした。
フェザー級タイトル挑戦者決定戦となっていたメインカード。勝者のケラモフは7月の「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」で、現フェザー級王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(24=キルギス)との対戦については「コーチと少し話してなるべく早いうちに結論を出したい」と明言を避けた。
試合後に会見に登壇した榊原信行CEOは「ケラモフがシェイドゥラエフに挑むにあたって求められていたのは圧倒的な勝利だったと思います。今日の結果を受けて、これで7月にケラモフ―シェイドゥラエフでタイトルマッチ行きますっていう気持ちには今正直なってないです。落ち着いたところでもう1回しっかり状況も判断した中で、どうするかってのは考えたいという風に思います。(別のファイターがシェイドゥラエフのタイトル戦)ということも視野に入れて、1度しっかり考えてみたい」と言葉を濁した。
