【RIZIN】ケラモフ、24歳の新星・木村柊也に苦戦も判定勝ち 7月タイトル挑戦が濃厚に
メインカードの第15試合は、元RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフ(33=アゼルバイジャン)が木村柊也(24=BRAVE)に3-0で判定勝利した。

3-0で判定勝利
格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(14日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ/ABEMA PPVで全試合生中継)第15試合RIZINMMAルール:5分×3R(66.0キロ)
メインカードの第15試合は、元RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフ(33=アゼルバイジャン)が木村柊也(24=BRAVE)に3-0で判定勝利した。
プロデビュー戦から5戦連続で1R・KO勝利を収めているフェザー級の新星に、元王者がプライドを見せつけた。1Rの序盤からケラモフがタックルを仕掛け、グラウンドの展開に引き込んでいった。
木村は防戦一方となったが、攻撃をしのぐと上になり、パンチをラッシュ。徐々にペースをつかみ始めた。その後もケラモフが何度もバックを取りフィニッシュを狙ったが、試合を終わらせる決定的な場面は訪れなかった。試合は判定決着までもつれ、3-0でケラモフが勝利した。
フェザー級タイトル挑戦者決定戦となっていたメインカード。勝者のケラモフは7月の「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」で、現フェザー級王者・ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(24=キルギス)との対戦が確実となった。
敗れた木村は徳島県出身の24歳。明治大在学中の19年に、全日本拳法個人選手権大会を最年少で優勝。22歳でMMAに転向すると、プロデビュー戦から5戦連続で1R・KO勝利を収めていた。RIZIN初参戦となった今年3月の横山武司戦では、1R・55秒で相手を失神させ、鮮烈な印象を植え付けた。元王者に善戦したが、アップセットとはならなかった。
