俳優の熊谷真実が13日、フジテレビ系『ザ・共通テン！』（金曜午後8時）に出演。5年前に東京を離れた理由と、現在の家賃を明かした。

　熊谷は妹が松田優作の妻・美由紀で、おいに松田龍平と翔太、めいにゆう姫を持つ芸能一家。1979年、平均視聴率42.8％を記録したNHK連続テレビ小説『マー姉ちゃん』で主演デビューした。以降は多くの舞台やドラマで活躍し、23年には63歳でグラビアに挑戦。同年、プライベートでは3度目の結婚を発表した。

　番組ではヒロミ、ホラン千秋、ギャル曽根、チョコレートプラネットの長田庄平と松尾駿が、熊谷の移住先である浜松を訪問した。車での移動中、ギャル曽根が「移住するときって、ちょっと勇気がいる気がすると思うんですけど……」と聞くと、熊谷は「切羽詰まってて。コロナで仕事3本くらい飛んだんですよ」と回想。「何にも職がなくなって。これ、やばいなって思って」と振り返り、「家賃がすごく高かったから、中目（中目黒）で。3か月で100万円以上飛ぶような家賃のところに住んでたら、元夫が『（実家の）浜松戻ろう』って」と提案されたことを告げた。

　熊谷は「SUUMOで見つけた家に、今も住んでる。気に入りすぎて」と発言。家賃は「東京の3分の1」だそうで、「広さは200平米。庭付き、庭で畑もできる」という。

　その後、松尾が「今実際、東京に行くのはどれくらいなんですか？」と聞くと、熊谷は「週2回は必ず行く」と返答。ヒロミの「それでも東京に戻ろうっていうのは全然なくて？」との質問には「家で待ってる夫もいるし、ワンコもいるし」と返し、「だから、なるべく22時の最終新幹線で帰れるような仕事の割合で組んでもらったり……」と述べた。

　これを受け、ギャル曽根が「そうすると、交通費を考えると結構（な金額）だな」とつぶやくと、熊谷は「でも、前の家賃が35万（円）だったわけ。今、その3分の1じゃん。週に2回往復しても35万（円）にならない」と説明。「うちの家賃、200平米、庭付きで12万（円）なんです」と明かし、共演者たちを「信じらんない」「東京じゃありえない」などと驚かせた。