俳優の本田望結が14日、都内で行われた主演映画『きさらぎ駅 Re：』の公開記念舞台あいさつに登壇した。公開にまつわる心境などを語った。

　本田は「公開されると、どうしてもゴールじゃないですけど、公開したことに満足してしまう気持ちがある。『いやいや、これがスタートなんだ』という気持ちを奮い立たせているような感覚でございます」と心境を口に。

　また、同最新作の見どころについて「『アクション映画か』というぐらい、アクションしっかりしています。アクションの監督がいらっしゃったぐらい、本格的なアクションをしております」と語って握り拳を上げ、「かっこいいです」とアピールした。

　撮影を振り返って「ほんまに楽しかった！」と声を「毎日朝起きるのが楽しかった。寝る前も『あっ、明日も楽しい撮影だ』と思って寝た。本当に楽しかったです」と述べた。

　共演した恒松祐里は「とにかく望結が晴れ女すぎて」と言い、「外のシーンで、台風来る予報があったんですよ。でも（本田が）いたときは台風が避（よ）けていったんですよ。で、いなくなったら雨降った。『すご～い！』と思った」と話した。

　同舞台あいさつには、瀧七海、寺坂頼我、大川泰雅、永江二朗監督も登壇した。

　同作は、「はすみ」と名乗る女性が匿名掲示板「2ちゃんねる」に投稿した、この世に存在しない「きさらぎ駅」という異世界駅に辿り着いた体験を題材に映画化した『きさらぎ駅』（2022年6月公開）の新作続編。3年前にきさらぎ駅から帰還した宮崎明日香（本田）が、駅に取り残された堤春奈（恒松）らを救うべく、再び同駅に足を踏み入れる。