俳優の上白石萌音が13日、都内で行われた日本テレビ系連続ドラマ『ちはやふる－めぐり－』（7月9日スタート、水曜午後10時）の制作発表会見に出席した。映画シリーズに続いて、続投となった。

　同作は、2016年より3部作で公開された映画『ちはやふる－上の句・下の句・結び－』から10年後の世界が描かれるオリジナルストーリー。大きな挫折により、青春を諦めてしまった藍沢めぐる（當真あみ）が、顧問として梅園高校に赴任してきた大江奏（上白石）と出会い、競技かるた部に入部。新たな仲間と共に成長し、全国大会出場を目指して高校最強の瑞沢高校に挑んでいく。

　同シリーズには、『ちはやふる　結び』（18年）以来約7年ぶりに出演する上白石は「顧問になってしまいました…！」とニッコリ。「物語世界などが10年がもう経ったのかと感慨深さもありましたし、あとは、うれしさはもちろん大きかったですが、『バトンをしっかりつながなくてはいけない』というプレッシャーと責任も大きく感じました」と胸中を吐露した。

　次いで「でも何よりも、生徒の皆さんとお会いするのをとても楽しみにしながら、クランクインを待っていました」と言い、同シリーズで自身が教師になるイメージはあったかと問われて「まったくです。たぶん、奏もまったく想像していなかったことだと思う。これもめぐり合わせだなと思います」とほほ笑んだ。

　同会見には、原菜乃華、齋藤潤、藤原大祐、山時聡真、大西利空、嵐莉菜、坂元愛登、高村佳偉人も出席した。