元宝塚トップスター望海風斗、地上波連ドラ初出演決定 子役・永尾柚乃に驚愕「読み合わせから大人顔負け」
元宝塚歌劇団雪組トップスターで、俳優の望海風斗が、7月期のテレビ朝日系連続ドラマ『誘拐の日』(火曜午後9時)に出演することが13日に発表された。望海にとって本作が地上波連続ドラマ初出演となる。

冷静な看護師長役を熱演
元宝塚歌劇団雪組トップスターで、俳優の望海風斗が、7月期のテレビ朝日系連続ドラマ『誘拐の日』(火曜午後9時)に出演することが13日に発表された。望海にとって本作が地上波連続ドラマ初出演となる。
『誘拐の日』は、斎藤工演じるマヌケな誘拐犯・新庄政宗と、記憶喪失の天才少女・七瀬凛(永尾柚乃)による奇妙なバディが、殺人事件の容疑をかけられながらも逃亡しつつ事件の謎に迫る“巻き込まれ型ヒューマンミステリー”。凛の両親が殺害され、犯人に仕立てられた新庄は、警察と謎の男たちに追われながら、凛とともに逃避行を繰り広げる。
原作は韓国で2023年に放送された同名の連続ドラマで、今回の脚本は丑尾健太郎氏、演出は深川栄洋氏が手がける。主演の斎藤と永尾のほか、深澤辰哉(Snow Man)、江口洋介、内田有紀、安達祐実、鈴木浩介、長谷川初範といった実力派キャストが集結している。
望海が演じるのは、新庄の娘・芽生が入院する「栄進記念病院」の看護師長・藤澤香里。重度の心臓病を患う芽生を優しくケアしつつも、入院費を滞納する新庄には冷静に接する、経験豊富で責任感の強いベテラン看護師という役どころだ。今回解禁されたビジュアルでは、まとめ髪に白衣をまとったナース姿が公開されている。
望海は宝塚退団後、舞台を中心に活躍し、第30回『読売演劇大賞』優秀女優賞や、第48回『菊田一夫演劇賞』演劇賞を受賞するなど、その演技力が高く評価されてきた。満を持して地上波連続ドラマに初挑戦する。
望海のコメントは下記の通り。
――オファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください。
「お話をいただいてから韓国版を観ましたが、とても面白くてどんどん話に引き込まれていき、これを日本版でどうリメイクするのか、その作品の一員になれることはとても嬉しく思いました。最初は不安が大きかったのですが、顔合わせで監督より、俳優たちの今までとは違った面を引き出したいというお言葉をいただき、斎藤工さんや共演の皆さんのお言葉を伺いながらも、この場にいられることに感謝しました。とにかくやれることを精一杯やろう! という思いで挑んでいます」
――ご自身の役柄についてはどのようにとらえていますか?
「藤澤は看護師長としての厳しさもありますが、情のある人だと思います」
――現場の雰囲気はいかがですか?
「私が出ているシーンは小児病棟での撮影が多いので、子供たちのおかげでとても和やかですし、斎藤さんはじめ共演者のみなさまが、隙間隙間で周りを笑わせてくださるのでリラックスした雰囲気で撮影が進んでいます」
――主演の斎藤さん、凛役の永尾さんの印象を教えてください。
「斎藤さんの作品への向き合い方、周りの方との向き合い方がとても柔軟で、カメラの前でもとても自然で、周りの空気がとても柔らかくなるのを感じます。永尾さんには読み合わせから大人顔負けの演技で驚かされています」
――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします。
「スピード感のあるミステリーではあるけれど、心が温かくなる、まさにヒューマンミステリーです!! 私演じる藤澤も新庄さんの娘への思いに心が揺れる…? どうぞお楽しみに!」
