ジュニアとして活動する阿達慶が12日、映画『リライト』（6月13日公開）の公開記念前夜祭イベントに出席。主演の池田エライザやメガホンをとった松居大悟監督をはじめ、久保田紗友、倉悠貴ら共演者と共にトークを繰り広げた。

　数々の青春映画で若い世代から圧倒的支持を集める監督・松居氏と、“時間もの”で高い評価を獲得している脚本・上田誠氏が初タッグを組み、“史上最悪のパラドックス”として評判を呼んだ法条遥氏の同名原作を、新感覚“タイムリープ×青春ミステリー”映画として誕生させた。

　今作が映画初出演となる阿達。「完成披露試写会、学生さんの前、広島……と公開あいさつをしてきて、ちょっと場慣れしてきました」と発言も、その後のトークでは「本当に2年の時を経て、解禁されてからだと半年。時間で見たら結構長かったんですけど、あっという間に公開前夜？　で、すごくドキドキというか、スクリーンに自分が映ってるというか、物語の中で生きてるっていうのがすごい不思議な感覚です。『リライト』がすごく大好きなので、この大好きな作品を皆様にお届けできる、公開……公開される？」と言葉が合っているのか不安な様子でしどろもどろな様子。

「難しい！　ここに立つと本当に真っ白になる。さっき場慣れしてきたって言ったのが恥ずかしくなってきた」と照れ笑いを浮かべ、その場を笑わせた。

　また共演する倉は「僕もこの間めちゃくちゃ好きで、本当に宝物のような日々だった。阿達くんがちょっと大人になったなっていうのは、すごいこの2年の月日を感じてあのうれしく思っています」と、当時現役の高校生だった阿達の方を見てしみじみ。しかし、倉が「身長も伸びた」と言うと、阿達は「あ、はい。あんまり身長のことはあんまり言わないで……」と苦笑いの様子だった。