11日に放送されたTBS系『水曜日のダウンタウン』（水曜午後10時）では、「次世代リアクション王発掘トーナメント」が開催され、見事優勝したお笑い芸人が話題となっている。

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　総勢100組を超えるドッキリ未経験芸人の中から選抜されたという12名のリアクション王候補。番組では、4人ずつ3つのブロックに分けられ、それぞれ番組恒例のドッキリを仕掛けられ、優勝を争った。

　中でも注目を浴びたのは、芸歴13年目で吉本興業所属のトリオ・スクラップスのサン北川だった。

　Aブロックでは「開けたら人がいるドッキリ」をかけられた北川。帰宅から45分後、自宅の部屋の扉を開き、中に立っていた男性を発見すると、北川は手に持っていたスマートフォンを投げるほど飛び跳ねながら驚愕。審査員を務めたバイきんぐの小峠英二からは「良いリアクション、もうお手本のような」と賛辞を受けるなど、5人から3票を集め、見事決勝進出を決めた。

　最終決戦では「ぼったくり居酒屋で発砲ドッキリ」が敢行。事前に相方から「“怖い人”とか“反社的な人”とかがとにかく苦手」といったリークがあり、先輩芸人と入った店で超高額請求をされるシチュエーションが用意された。

　食後、請求を見た先輩芸人と店員の交渉が決裂し、“店長”を呼ばれると、北川は「吉本のコンプラ」と連呼しながら電話を試行。その後登場した“店長”が伝票を机にたたきつけ激高すると、北川は卓上の皿が飛び跳ねるほどのリアクションを発揮し、スタジオを笑わせた。

　その後も“店長”から放たれる暴力行為に「嫌すぎる…」と漏らした北川。ラストに“店長”が拳銃で先輩芸人を撃とうとすると、「殺しちゃダメー」と止めようとする男気も見せた。終始見せた渾身のリアクションが評価され、スタジオでは満場一致で「次世代リアクション王」に選ばれた。

　放送後、「本当怖かったです！！！」「これからも困ったら吉本のコンプライアンスに相談します！！」と投稿された北川のXには「かなり笑ったwずば抜けてたなw」「『吉本のコンプラ』ってワードが1番面白かったです！」「先輩を守る姿に感動しました！」「男気あって一瞬でファンになってしまった」「人生で初めて、声出して大笑いして止まらないほど涙が出ました」「浜田さんが痛いの欲しがってたから、次はちょっと痛いやつくると思いますけど、期待しています！！」など称賛の声が集まっていた。