【RIZIN】「明後日全てが分かる」元フェザー級王者・ケラモフが示した自信 勝てば7月タイトル挑戦濃厚

格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(14日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の試合前記者会見が12日、札幌市内で行われた。メインカードで木村柊也(24=BRAVE)と対戦するヴガール・ケラモフ(33=アゼルバイジャン)は「とても気分はいい」と調整の順調ぶりをアピールした。

会見に登壇したヴガール・ケラモフ【写真:ENCOUNT編集部】
会見に登壇したヴガール・ケラモフ【写真:ENCOUNT編集部】

対戦相手の木村柊也は「とても良い選手」と評価

 格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(14日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の試合前記者会見が12日、札幌市内で行われた。メインカードで木村柊也(24=BRAVE)と対戦するヴガール・ケラモフ(33=アゼルバイジャン)は「とても気分はいい」と調整の順調ぶりをアピールした。

 2020年2月にRIZINに初参戦し、今大会で10戦目を迎えるケラモフ。23年7月の「超RIZIN.2」では朝倉未来とのフェザー級王座決定戦を制してベルトを獲得するなど、数々のビッグマッチを経験してきた。

 会見に登壇すると「とても気分はいいです。コンディションもいいです」とコメント。笑顔を見せながら試合前の心境を語った。

 今月7日の記者会見で榊原信行CEOは、現RIZINフェザー級王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(24=キルギス)が7月27日開催の「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」に参戦することを発表。「(対戦相手)はケラモフと木村が第1候補」と明言し、メインカードは事実上のフェザー級タイトル挑戦者決定戦となった。

“元王者”ケラモフは、東京ドームで行われた5月のタイトル戦について「やる前からシェイドゥラエフが勝つと思っていた」と現王者を素直に評価。そして「まず明後日の試合に集中して、勝つことを目的にしたい。それが終わってから次の試合の事を考えたい」と試合ではあくまで平常心を貫くことを明かした。

 対戦相手の木村は、明治大在学中の19年に全日本拳法個人選手権大会を最年少で優勝。MMA転向後もデビュー戦から5戦連続で1R・KO勝利をおさめるなど勢いに乗っている。「彼の試合をビデオで見ました。とてもいい選手だと思います」と語り、フェザー級の新星への警戒は緩めなかった。

 悲願のベルト再奪還を狙う元王者。最後は「私はどんな試合でも魅せる試合を心がけている。明後日全てが分かる」と強気で言い切り、会見場をあとにした。

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