磯村勇斗が主演を務める、7月14日スタートのカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』（月曜午後10時）の生徒役11人が13日、発表された。併せて、劇中の制服を着用した11人の集合ビジュアルも解禁された。

　本作は、脚本をNHK連続テレビ小説『あさが来た』やNHK大河ドラマ『青天を衝け』などを手がけた大森美香氏が担当する完全オリジナルストーリー。独特の感性を持つがゆえに何事にも臆病で不器用な主人公・白鳥健治（磯村）が、少子化による共学化の影響を受けた私立高校にスクールロイヤーとして派遣され、法律や校則では解決できない若者たちの葛藤に向き合っていく学園ヒューマンドラマとなっている。

　このたび、生徒役として出演する新進気鋭のキャスト11人が決定した。発表されたのは、映画『HAPPYEND』で第38回高崎映画祭最優秀新人俳優賞を受賞した日高由起刀（21）、Netflix『舞妓さんちのまかないさん』に出演し、映画『ミーツ・ザ・ワールド』『終点のあの子』への出演も控える南琴奈（18）、『仮面ライダーリバイス』や『姉ちゃんの恋人』『GTOリバイバル』などに出演する日向亘（21）、映画『PERFECT DAYS』でカンヌ国際映画祭のレッドカーペットに登場した中野有紗（19）、ドラマ『からかい上手の高木さん』の主演で「Seventeen」専属モデルの月島琉衣（17）、ドラマ『アンチヒーロー』で演技力が高く評価され、映画『サユリ』でヒロインを務めた近藤華（17）、初主演映画『ぼくのお日さま』で第48回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、公開中の映画『国宝』にも出演している越山敬達（16）、「non-no」専属モデルで、グラビアでは“令和の完売クイーン”とも呼ばれる菊地姫奈（20）、個性的なライフスタイルで注目される俳優・のせりん（22）、「Ray」モデルの最年少・北里琉（15）、「MEN’S NON-NO」専属モデルで今年9月公開の映画『宝島』に出演する栄莉弥（19）の11人。ドラマ初出演の新星から、映画・ドラマ・モデルとしてすでに注目を集める若手まで、実力派の顔ぶれがそろった。

　彼らが演じるのは、伝統と品位ある女子校「濱百合女学院」と偏差値の高い男子校「濱浦工業高校」が合併し誕生した私立「濱ソラリス高校」の生徒たち。校内には、＜スーパー特進コース＞の葵組、＜総合文理コース＞の桜組、＜子ども・福祉コース＞の梅組という3つのコースが存在し、共学化により同じ教室で学ぶことになった男女の高校生たちは、校則や部活動、友人関係、恋愛、家族の問題など多様な悩みを抱えている。彼らはスクールロイヤー・白鳥健治との出会いを通じて葛藤し、変化していく様子が描かれる。また、共学化に伴い一度は廃部となった“天文部”を、健治とともに復活させるストーリーも展開される。

　今回公開された集合ビジュアルでは、さわやかなブルーのリボンとネクタイを基調とした制服に身を包んだ11人が登場。平均年齢18.6歳の若手キャストが等身大の高校生を演じる。