【あんぱん】千尋の心の叫びに視聴者心痛&涙「フラグなのか」「切な過ぎる」「胸が苦しい」

NHK連続テレビ小説『あんぱん』(月~土曜午前8時)の第54回が12日に放送され、嵩(北村匠海)と弟・千尋(中沢元紀)が久しぶりに再会して互いの思いをぶつける様子が描かれた。SNSでは「フラグなのか」「しんどい」「号泣」といった海軍に身を置く千尋を心配する声、悲しむ声であふれた。

千尋を演じる中沢元紀【写真:(C)NHK】
千尋を演じる中沢元紀【写真:(C)NHK】

第54回では嵩と千尋が再会し、千尋が心の底にあった思いを吐露

 NHK連続テレビ小説『あんぱん』(月~土曜午前8時)の第54回が12日に放送され、嵩(北村匠海)と弟・千尋(中沢元紀)が久しぶりに再会して互いの思いをぶつける様子が描かれた。SNSでは「フラグなのか」「しんどい」「号泣」といった海軍に身を置く千尋を心配する声、悲しむ声であふれた。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

『あんぱん』の第54回では、大学ではなく海軍にいたことがショックだった兄・嵩に対し、千尋は海軍予備学生に志願したと説明した。千尋の大学の仲間たちが海軍に志願する中、1人だけ行かないわけにいかなかったという。対潜学校に行き、今の任務は駆逐艦の底で敵の潜水艦のスクリュー音を探知して爆雷を投下することだという。嵩は「おまえどうしちゃったんだ」と驚き、怒った。だが、千尋は5日後に駆逐艦に乗り南方に行くとし、家族やのぶと学校の子どもたちを守るために戦うと言った。

 その後、嵩は最後にバカみたいなことをしないかと千尋に声をかけた。すると千尋は「もういっぺんシーソーに乗りたい……もういっぺんのぶさんに会いたい」と言った。その後、「わしはのぶさんが好きや」と明かした。子どものころから慕っていたという。兄の妻になるなら諦めもついたのにと言うと、嵩には何グズグズしていた、他の男にとられてと怒った。

 千尋は、さらに生きて帰れたら誰にも遠慮しないとし、「のぶさんをつかまえる」とまで言った。終盤は「この戦争さえなかったら、愛する国のために死ぬより、わしは愛する人のために生きたい」と心の底にある気持ち語気を強めて言った。嵩は千尋を抱きしめ「必ず生きて帰れ。生きて帰ってきたら今度こそ自分の人生を生きろと」と伝えた。最後は千尋が「兄貴、お元気で」と言い、嵩が「武運長久を祈ってるぞ」と伝え、千尋が「柳井千尋少尉行きます!」と叫び、互いに敬礼をするシーンだった。

 SNSでは「千尋立派になり過ぎて怖い」「フラグなのか」「しんどい」「切な過ぎ」「メソメソです」「号泣」「悲しい」「泣ける」「戦争が憎い」「戦争無くなれ」「胸が苦しい」といった声であふれた。また、志願した背景として描かれた大学の仲間たちの様子に「同調圧力か」「集団心理恐ろしい」という声もあった。

『あんぱん』は、俳優・今田美桜が主人公・若松のぶを、北村匠海が柳井嵩を演じ、漫画家・やなせたかしさんと妻・小松暢さんをモデルに戦前から戦後の激動の時代を生き抜く夫婦を描く物語。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください