蒼井優&しずちゃん、共通点は“山里ファミリー” 19年ぶり共演で「すごい」と褒め合いも
俳優の蒼井優、南海キャンディーズの山崎静代が12日、都内で行われた映画『それいけ! アンパンマン チャポンのヒーロー!』(6月27日公開、橋本敏一監督)の完成披露上映会イベントに登壇。19年ぶりの共演を喜んだ。

山里亮太にあおりコメント「先にやったったで~」
俳優の蒼井優、南海キャンディーズの山崎静代が12日、都内で行われた映画『それいけ! アンパンマン チャポンのヒーロー!』(6月27日公開、橋本敏一監督)の完成披露上映会イベントに登壇。19年ぶりの共演を喜んだ。
1988年10月からTVアニメがスタートし、89年3月には劇場版が初公開した『アンパンマン』。子どもの頃から同作を見ていたという蒼井は、出演する心境を「ご褒美みたいな! 夢にも思ってなかった。過去の幼い自分からしたら想像できないくらいスペシャルな出来事なので、お話いただいた時から今もずっと感動しています」としみじみと話した。
共に声優として出演する山崎とは19年ぶりの共演。蒼井のアフレコを聞いた山崎は「めちゃくちゃすごいなって。優ちゃんって分からなくて、声色がいろいろ変わるから。チャポンのかわいらしさ、大人のいらないもの全部削ぎ落とさないとできない役。私もできるかシミュレーションしたんですけど、無理やなって。優ちゃんはそれを全部やってのけたからすごいって」と絶賛した。
これに対し、蒼井は「しずちゃんは人としての魅力で出来上がっている人。それに、しずちゃんじゃなければ成立しないところまで役を持っていくのがすごいなって思います」と褒め返すと、山崎は「もっと言って(笑)」とにっこり。今回、アンパンマンファミリーという共通点ができたが、それ以外の共通点を聞かれると、山崎は「山里ファミリー」と答え、「相方が一緒っていう。嫌なんですけど……(笑)」と冗談を交えて観客を笑わせた。
声優として出演することを、相方の山里亮太には「もちろん言ってないです。あまりお互いの仕事の話はしないので」とのことで、「たぶん山ちゃんやりたかったでしょうね。娘さんも(アンパンマンが)好きだから。でも、(蒼井から)絶対伝わっていると思います」と口にした。これに蒼井は「しずちゃんのキャスティングが公になるまで言ってなかったんです。言ったらすっごく悔しがってました(笑)」と明かしていた。司会者から、山里へメッセージをと求められた山崎は「先に(アンパンマンの声優を)やったったで?。ごめんな」とあおり気味なコメントを残していた。
上映会には、戸田恵子(アンパンマン役)、声優の中尾隆聖(ばいきんまん役)、お笑いコンビ・パンサーの尾形貴弘と菅良太郎も登壇した。
ある日、空から落ちてきた記憶がない不思議な男の子・チャポンと出会ったアンパンマン。それからアンパンマンとともに過ごす中で、誰かを助けて笑顔にする喜びを知ったチャポンは「ヒーローになりたい」と願うようになる。しかし、ばいきんまんによってチャポンの出生の秘密が明かされ、衝撃の真実を知ることに。アンパンマンは、涙の雨を降らすチャポンを優しく包み込み、2人でばいきんまんに立ち向かっていくのだった。
※山崎静代の「崎」の正式表記はたつさき
