渡辺直美、ピクサー最新作のワールドプレミア登壇 「マジ泣いた!」と感涙…日本人初のUS版声優抜擢

米国在住のお笑いタレント・渡辺直美が、8月1日公開のディズニー&ピクサー最新作『星つなぎのエリオ』(原題:Elio)で、USオリジナル版と日本語吹替版の声優を務める。10日(日本時間11日)には、米・ロサンゼルスで行われた同作のワールドプレミアイベントに、主人公エリオの叔母・オルガ役の米俳優ゾーイ・サルダナら豪華キャストと共に登壇した。

ワールドプレミアイベントに登壇したピート・ドクター氏(左)と渡辺直美【写真:(C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.】
ワールドプレミアイベントに登壇したピート・ドクター氏(左)と渡辺直美【写真:(C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.】

スタッフも演技力を大絶賛

 米国在住のお笑いタレント・渡辺直美が、8月1日公開のディズニー&ピクサー最新作『星つなぎのエリオ』(原題:Elio)で、USオリジナル版と日本語吹替版の声優を務める。10日(日本時間11日)には、米・ロサンゼルスで行われた同作のワールドプレミアイベントに、主人公エリオの叔母・オルガ役の米俳優ゾーイ・サルダナら豪華キャストと共に登壇した。

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 同作は宇宙が大好きで孤独を抱える少年・エリオが、さまざまな星の代表が集う“コミュニバース”に招かれ、孤独なエイリアンの少年グロードンと出会い、ありのままの自分を受け入れていく姿を描く感動のファンタジーアドベンチャー。

 渡辺は、平和を愛する惑星の大使であり、主人公エリオの冒険を優しく見守る“コミュニバース”のメンバー・オーヴァを演じる。ピクサーのクリエイター以外で日本人がUSオリジナル版の声優を担当するのは初めてで、日本語版声優も同時に務めるのは日本人初となる。

 流ちょうな英語で演じ、USオリジナル版のオーヴァ役声優を務める渡辺が本国メインキャストの一人としてレッドカーペットに登場。会場には、この日のために特注した薄紫色でふわふわした見た目のオーヴァをイメージしたパープルカラーのドレスで登場し、レッドカーペットでは、ピクサーCOOのピート・ドクター氏に渡辺が英語であいさつすると、「それともフリーダと呼んだ方がいいかな?」と渡辺が『リメンバー・ミー』で日本版声優を務めたキャラクターの名前で声をかける場面もあり、渡辺は「覚えてくださっていて、うれしいです!」と感激する一幕も。

 渡辺の英語での演技について、ピート氏は「アメージング! ファンタスティック! 日本とは異なるかもしれませんが、私たちはまず声を録音し、その後アニメーターたちが繰り返し聴きながら作業を進めます。つまり、直美の声を聴いた人が、その声からインスピレーションを受けてパフォーマンスを創造したのです」と大絶賛。それを聞いた渡辺は、「ピクサーの作品をずっと作り続けてきた人にお会いできてめっちゃうれしいです。めちゃくちゃ緊張もしているんですけど、今回(USオリジナル版と日本版の)どっちも声優をやっていて、こんなに褒めて頂いてめっちゃうれしいです」と、喜びを爆発させた。

 本国メインキャストとして初めてレッドカーペットを歩いた渡辺は「本当にありがたいことに、今回USの本場の声優をさせてもらって、ワールドプレミアにも参加させていただき、エンタメの第一歩を踏み出せたというか、めっちゃ貴重な経験です」と、喜びを興奮気味に語った。

 そして、渡辺は会場で大勢のファンと一緒に、完成した映画を鑑賞。上映終了後、渡辺は「最高でした! マジ泣いた! 私たちのシーンは断片的に観たことはあったんですけど、全編を見て、友達愛と家族愛、最高……!! (会場内は)大盛り上がりですよ! 泣けるシーンとか、笑えるシーンとか、焦るシーンとか、いろんな喜怒哀楽が出てきて、最高の映画でした。家族愛と、友達愛が同時に来るんですよ。めっちゃ見てほしい」と大興奮。さらに、「聞いてください、エンドロールに名前が出てきました。それも感動!“オーヴァ Naomi Watanabe”って出た時に、もう、すっごい感動しました。うれしい!!」と、USオリジナル版声優としてオーヴァを演じた喜びを明かした。

次のページへ (2/2) 【写真】役をイメージしたドレスも披露…渡辺直美、豪華キャストとの集合ショット
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