ネット騒然“謎の整形前写真”はトリンドル玲奈だった テレ東復讐ドラマ『レプリカ 元妻の復讐』発表
テレビ東京が11日、7月7日より連続ドラマ『レプリカ 元妻の復讐』(月曜午後11時6分)を放送することを発表した。併せて、主演をモデルとしても活躍する俳優・トリンドル玲奈が務めることも解禁。トリンドルが同局の連ドラで単独主演を務めるのは初となる。

トリンドル玲奈がテレ東連ドラ単独初主演
テレビ東京が11日、7月7日より連続ドラマ『レプリカ 元妻の復讐』(月曜午後11時6分)を放送することを発表した。併せて、主演をモデルとしても活躍する俳優・トリンドル玲奈が務めることも解禁。トリンドルが同局の連ドラで単独主演を務めるのは初となる。
今作の発表に先駆けて、今月5日には主演俳優の名を伏せた状態でヒロインの“整形前ビジュアル”が公開された。特殊メイクにより約2時間かけて作り込まれたその姿に、SNS上では予想合戦が行われ、「え!!誰!?」「雰囲気でなんとなくわかる!」「なんのドラマか気になる」などと話題を呼んでいた。
そんな“謎のヒロイン”の正体が今回明らかに。主演を務めるのは、テレビ東京系連続ドラマ『今夜すきやきだよ』、フジテレビ系連続ドラマ『ウソ婚』、舞台『グッバイ、レーニン!』などで幅広く活躍するトリンドル。劇中では整形前の藤村葵と、整形後の伊藤すみれという2役を演じ分ける。
原作は、電子書籍で200万部を超え、各電子書店で1位を獲得したタナカトモ原作・ひらいはっち作画の漫画『レプリカ 元妻の復讐』(ゼノンコミックス/コアミックス)。いじめを受けた過去を持つ主人公・葵が、結婚を機に手に入れた幸せを再び奪われ、すべてを失った末に「伊藤すみれ」として生まれ変わり、壮絶な復讐に身を投じていく――という衝撃的なストーリーが展開される。
監督はテレビ東京系連続ドラマ『しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~』などの本橋圭太氏、瀬野尾一氏、山下和徳氏が務め、脚本は映画『かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発』やテレビ東京×WOWOW共同製作ドラマ『ダブルチート 偽りの警官 Season1』などの吉田康弘氏、遠山絵里香氏、青塚美穂氏が手がける。特殊メイクは映画『ガンニバル』『浅草キッド』などを担当したAmazing JIRO氏が務めており、実力派スタッフ陣が集結した。
2役を演じるトリンドル玲奈「私自身にとっても初めての挑戦」
トリンドルのコメントは下記の通り。
――脚本を読んでみてのご感想をお聞かせください。
「原作と脚本を同時に読んだのですが、とにかく展開がスピーディーで、ページをめくるたびに予想外の出来事が次々に起こるので、夢中になって読みました。自分が演じられると思うと、ワクワクが止まらなかったです! 原作の魅力もすごく詰まっている脚本だと感じました」
――演じられる役どころと、役作りの中で心がけていることをお聞かせください。
「整形前の藤村葵と整形後の伊藤すみれという、1人でありながら別人のような2つの顔を生きる女性です。ただ見た目が変わるだけでなく、元夫への思いや、過去の自分と向き合う苦しさなどさまざまな感情が描かれていて、ひとつの役の中に“何人もの人格”を同時に生きているような、難しさとやりがいを感じています。特殊メイクやウィッグ、衣装の力を借りてビジュアル面を作り込み、2つの役を演じられることがとてもうれしく、また私自身にとっても初めての挑戦なので日々楽しく探求しながら演じさせていただいています」
――撮影現場の様子はいかがですか。
「和気藹々(わきあいあい)としながら、緊張感もあるところはしっかりあって、穏やかな雰囲気で各々が作品作りに向き合っています。監督やスタッフの皆さんと話し合いながら、役を深めていける環境がとてもありがたいですし、特殊メイクや衣装チームの方々とも細かく相談しながら『すみれ』と『葵』という人物を作り上げています」
――この作品を楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。
「テンポの良いドラマになっていると思いますし、きっとスカッとしていただけると思います。それぞれの登場人物がどうなっていくのか最後まで見届けてください。毎週月曜が楽しみになるように、全身全霊で日々の撮影を頑張ります。まずは七夕の夜にテレビの前でお会いできたらうれしいです」
原作者、プロデューサーがコメント
原作者のコメントは下記の通り。
○タナカトモ
「『レプリカ 元妻の復讐』という漫画作品がドラマ化という形で物語に新たな命が吹き込まれることに、心から感謝しています。キャストの皆さまがそれぞれの役にどのような解釈を注ぎ込んでくださったのか、映像作品としてどのような切り口で物語が紡がれるのか、視聴者の1人として、今から放送を待ちわびています。原作を読んでくださった方も、初めてこの物語に触れる方も、それぞれの視点でスリルを味わい尽くしていただけたらと思います。痛快な復讐劇、キャストの皆さまが織りなすドラマをぜひご体感ください」
○ひらいはっち
「『レプリカ 元妻の復讐』がドラマ化されると聞いて、とてもうれしく思うとともに『作中のキャラたちは、どんな風に表現されるのだろう?』と喜びと不思議な感覚でいっぱいになりました。作品を描く身ではありますが、毎話感情を揺さぶられ続けており、今もすみれと花梨の世界から目が離せない状態です。すみれの復讐に燃える表情や花梨の怒りに満ちた表情を悪戦苦闘しながら描き続けておりますが、ドラマという世界で息づく生身のすみれや花梨、作中のキャラたちは、どんな人になるのか、どんな声音や表情になるのだろうか、またそれぞれの人間が動いてどんな結末になっていくのか、本当に楽しみにしております」
中川順平プロデューサーのコメントは下記の通り。
「『不倫復讐』モノがブームです。中にはもう『お腹一杯』の方もいらっしゃるかも知れません。それでも『復讐』という禁断の思いは、誰もが多かれ少なれ共感できるものであり、それが果たされる時のカタルシスが人を惹きつけます。今回の復讐ポイントは、まず『女性VS女性』。元夫だけでなく、生涯の仇敵である女同士の争いは、男女間のそれ以上に容赦なく過激なものになります。
そしてもう1つのポイントが、『なりすまし』。顔、体、服装といった見た目だけでなく、立居振る舞いから、雰囲気までも変ぼうさせ、まったくの別人として生きる人生を夢想した方も少なくないと思います。それと同時に『なりすまし』は、いつ正体を暴かれるか、という強烈なサスペンスを生み出します。原作は大人気コミックです。次の展開が気になって仕方なくなる中毒性を、ドラマでも漏らすことなく詰め込みたいと考えています。
そして主演はトリンドル玲奈さん。天真爛漫でキュートなイメージですが、今回は、復讐という過酷な生きざまをあえて選択、策謀を巡らせて相手を陥れる危険な女性という、イメージとは真逆の役に挑戦して頂きます。これまで見たことのない『黒トリンドル』さんが披露されるでしょう。
なお物語の中に外見の美醜に囚われた人物が登場しますが、本作はそれを肯定するものではなく、考えるきっかけを与えるものです。ぜひ、ドラマを最後までご覧いただき、本作のメッセージを感じ取っていただけると幸いです。七夕の夜にスタートする新ドラマ『レプリカ 元妻の復讐』。どうぞご期待ください」
