お笑いコンビ、オール阪神・巨人のオール巨人が10日、フジテレビ系『ぽかぽか』（月曜～金曜午前11時50分）に出演。過去に体験した、飲食店での修羅場を語った。

　番組では「オール巨人強すぎ伝説」として、語り継がれる数々のエピソードを振り返った。そのエピソードにはプロキックボクサーに回し蹴りを食らわせて舞台から落とす、空手の師範にパンチを浴びせて歯を折る…といったものがあり、オール巨人は「舐めてはったんでしょうね、向こうが」「偶然です」などと謙遜。その後、「麻酔なしで7針縫った」というタイトルが読み上げられると、「ありましたね……」と反応した。

　それは、行こうとした店が閉まっていたために、隣の店に入った時のこと。オール巨人は「1人で食べてたら、向こうにやんちゃな人がようさん集まってはったんですよ」と振り返った。「お前、こっち来い」などと声をかけられていた中で、「いや。行きません、行きません」などと断っていたという。

　そんな中、1人がオール巨人に近付き、「俺、柔道やっとたんや」とひと言。オール巨人は「僕もやってますよ」と答え、「どっちが強いんでしょうねぇ」との挑発には「そりゃあ僕が勝つでしょう」と返したそうだ。

　その瞬間、相手が激昂。ビール瓶で切りつけられたそうで、MCのハライチ・澤部佑らが戦慄すると、オール巨人は「大阪、住むとこちゃいますよ」とつぶやき、スタジオの爆笑を誘った。

　結果、腕を負傷したオール巨人は救急病院へ。だが、そこの医師は「酔うてはった」そうで、「ちょっと待ってや。えっと麻酔、麻酔ないなぁ」などとやり取りをした後、麻酔なしでも「縫うて」と7針縫ってもらったことを振り返ると、澤部が「……っていう、巨人さんが書いた小説の話ですよね？」と必死にフォローを入れる場面もあった。