国民・玉木氏、都議選争点は「不動産価格高騰」 公約は「住まいにまつわるコストを下げる」

国民民主党の玉木雄一郎代表が10日、東京・永田町の第一議員会館で行われた定例会見に出席。東京都議会議員選挙(22日投開票)へ向け「まずは5議席、できれば11議席」と意気込みを語った。

国民民主党の玉木雄一郎代表【写真:ENCOUNT編集部】
国民民主党の玉木雄一郎代表【写真:ENCOUNT編集部】

政策面では住宅関連費用の引き下げを主張

 国民民主党の玉木雄一郎代表が10日、東京・永田町の第一議員会館で行われた定例会見に出席。東京都議会議員選挙(22日投開票)へ向け「まずは5議席、できれば11議席」と意気込みを語った。

 13日に告示を控えた都議選について、玉木代表は「まずは5議席、できれば11議席。今は0なのでね、とにかく都政に対して存在感を持てる第一歩にしていきたい。まずは5議席、できれば条例提出権のある11議席を目指したいと思います」と具体目標を設定。告示日の13日について「初日は島に行こうと思っております。日本は排他的経済水域を含めれば世界で6番目の面積を誇る。海が大きいということは海洋国家としてはきわめて重要ですが、その海の3分の1は実は東京都。なかなか光が当たりにくい地域でもありますので、初日スタートは島から始めようと思います」と10日間の選挙戦を見据えた。

 政策面では「まずは都民の手取りを増やしたい」と玉木代表。小池百合子都知事が水道料金の引き下げに力を入れていることを引き合いに、「我々が特に力を入れたいのは、住宅周りの負担を抑えたいなと。東京は首都でもありますので、外国人の投資もあり、不動産価格が高騰しています。その結果、賃貸であろうが購入マンションであろうがなかなか手が届かなくなってきている。首都・東京に特徴的な手取りを増やす政策として、住まいにまつわるコストを引き下げることで、都民の手取りを増やしていきたい」と話した。

 また、都議選後に控える今夏の参議院選挙に向けても「参院選では2人、東京選挙区で(候補者を)立てている。東京で議席を確実に2議席取るためにも、やはり一定程度都議選における議席獲得が不可欠。東京においては都議選と参院選は一体となった取り組みを進めておりますので、ある意味参院選の前哨戦だと思って、党を挙げて全力で取り組みたい。私自身も先頭に立って臨みたいと思っています」と力を込めた。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください