山尾志桜里氏、過去の不倫疑惑を謝罪「きわめて未熟だった」 当時の対応は「おごりがあった」
今夏の参議院選挙に国民民主党から全国比例代表で出馬する山尾志桜里元衆議院議員が10日、東京・永田町の第一議員会館で出馬表明会見を行った。山尾氏は過去の不倫疑惑について、「きわめて未熟だった」と話し、謝罪した。

過去の不倫疑惑や党の方針と相反する政策に、ネット上で批判が噴出している山尾氏
今夏の参議院選挙に国民民主党から全国比例代表で出馬する山尾志桜里元衆議院議員が10日、東京・永田町の第一議員会館で出馬表明会見を行った。山尾氏は過去の不倫疑惑について、「きわめて未熟だった」と話し、謝罪した。
山尾氏は会見冒頭、過去のガソリン代や議員パスの不正使用について説明。ガソリン代については「当時の秘書、ガソリンのプリペイドカードの領収書を持ってきて、私どもの経費として支払いを受けていた」「金額は166万円だったと思います。けして少ない額ではありません。当時もお詫びを申し上げましたが、当時はとても杓子定規で、説明がちゃんと伝わっていなかった。その点についても反省しております」と話した。
さらに、過去の不倫疑惑について「本当に8年前当時の自分の行動、ご指摘を受けた後の対応、きわめて未熟だったと心から反省しています。報道に載った方とは現在、私生活、仕事の面でも特段の交流はありません。一国民として見つめ直した時、8年前の自分には大変おごりがあったと思います。本当に申し訳ございませんでした」と話した。
国民民主党は5月14日の両院議員総会で、参院選候補として、山尾氏、足立康史氏、須藤元気氏、薬師寺道代氏の4人を擁立。山尾氏を巡っては、過去の不倫疑惑やガソリン代の不正使用疑惑、党の方針と相反する政策を表明していることなどから、ネット上で批判が噴出しており、同党の支持率急落の原因と指摘する声も上がっている。また、今回の出馬に際しても一部のインタビューを除きメディア対応を行ってこなかったことから、説明責任を求める声が殺到していた。
