漫才コンビ・ハイヒールのリンゴが9日、月曜レギュラーを務める関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』（月～金曜午後1時50分）に出演。番組では1985年にスタートした『スケバン刑事』シリーズの主演を務めた斉藤由貴、南野陽子、浅香唯が勢ぞろいした都内でのイベント「スケバン刑事フェスティバル in さよなら 丸の内TOEI」を取り上げた。

　リモート出演した芸能解説の大村正樹氏が、作品について「清純派のアイドルが長いスカートでスケバンの役で、ヨーヨー片手に悪い人に対して、ドSな言葉を吐きながら、ドMの視聴者を『うわ～』って感じでくぎ付けにさせた。アイドルのギャップが痛快なドラマ」と説明した。

　MCの青木源太アナウンサーは「スタジオで鈴木哲夫さんがにんまりしてますけど」と指摘。ジャーナリストの鈴木氏は「僕は斉藤由貴派ですからね。初代。いろいろ言葉浴びせて欲しいぐらい」と打ち明けた。青木アナは「大村さんが（ドMの視聴者と）言った時、『そんな人いるのかな』と思ったら、スタジオにいましたね」とイジった。

　リンゴは「ちなみにハイヒールのデビューの時のキャッチフレーズが『現役女子大生と元スケバン』」と告白した。驚きの声が上がる中、青木アナが「現役女子大生がリンゴさん。モモコさんは元スケバン」と確認すると、リンゴが「そう。『スケバン』っていう言葉、結構、みんな使ってたんですよ」と回想。青木アナは「それだけインパクトのある言葉だったと」と話した。

　ここで26歳のカンテレ・橋本和花子アナが「80年代は『不良ブーム』だったんですよね？」と発言。リンゴが「不良ブーム!?」と想定外のフレーズに笑うと、橋本アナは「そういうふうに聞きました」と反応。弁護士の住田裕子氏が「みんなかわいいということで」とフォローすると、橋本アナは「かわいい不良ということですね」と訂正。ベテラン陣から「はい」と肯定され、「すいません。何も知らないのに。ごめんなさい」と謝っていた。