段田安則・岡部たかし、『しあわせな結婚』出演決定 阿部サダヲ&松たか子“夫婦”の家族

俳優の段田安則、岡部たかしが7月スタートのテレビ朝日系連続ドラマ『しあわせな結婚』(木曜午後9時)に出演することが9日に発表された。“超豪華”な家族写真も初解禁となった。

『しあわせな結婚』の初解禁となった家族写真【写真:(C)テレビ朝日】
『しあわせな結婚』の初解禁となった家族写真【写真:(C)テレビ朝日】

ラブストーリー×マリッジ・サスペンスの完全オリジナルホームドラマ

 俳優の段田安則、岡部たかしが7月スタートのテレビ朝日系連続ドラマ『しあわせな結婚』(木曜午後9時)に出演することが9日に発表された。“超豪華”な家族写真も初解禁となった。

 脚本・大石静氏×主演・阿部サダヲの最強タッグに、ヒロインが松たか子という最強の布陣で贈る本作。大石氏が紡ぐ、夫婦の愛を問う“完全オリジナルホームドラマ”であり、令和のマリッジ・サスペンスでもある本作の主人公は、センセーショナルな事件の裁判でいくつも無罪を勝ち取りながらテレビ番組にも出演、お茶の間から絶大な支持を得ている人気弁護士・原田幸太郎(阿部)。幸太郎は、入院先の病院で、感情を表に出さず、ほとんど笑顔も見せないミステリアスな高校の美術教師・鈴木ネルラ(松)と運命の出会いを果たす。

 独身主義を貫いてきた幸太郎の結婚観を大転換させたネルラだが、実は大きな秘密を抱えていて。電撃結婚した2人は、ネルラの父・弟・叔父が暮らすマンションで新婚生活をスタート。しかしその後、少しずつ秘密が明らかに。

 段田が演じるのはネルラとレオの父・鈴木寛(すずき・かん)。家族が暮らすマンションの持ち主。4階で暮らしている。日本最大の缶詰メーカー「カンツル」の創業社長だったが、そのワンマンぶりがたたって、会社を追われるはめになった。その騒動の時の弁護士がイヤなヤツだったため、現在も弁護士嫌い。もう一度再起したいという情熱が絶えずくすぶっており、今もなお、起業の機会を秘かに探っている。

 そして、岡部は寛の弟で、ネルラとレオの叔父・鈴木考(すずき・こう)役。マンションの3階で暮らしている。政財界の要人に個人レッスンをするゴルフのティーチングプロ。ネルラとレオが母を亡くして以来、幼いレオの母親代わりとなって世話をしてきた。そのため、一から学んだ裁縫や料理も今やプロ級の腕前に。週に一度、鈴木家が全員揃って食事をする際には、毎回美味しい手料理を振舞う。

 阿部&松、すでに解禁済みの板垣李光人とともに、家族5人が大石氏脚本の醍醐味といえる会話劇を繰り広げる。

段田安則、阿部サダヲと初共演「これは楽しそうだな、と」

 以下、コメント全文

○段田安則

「大石さんとは、これまでに何度もご一緒させていただいているんですが、いつも脚本が面白いので、この作品にも出られてうれしいです。阿部さんは仕事でご一緒するのも初めてですし、仕事以外でもお会いしたことがなかったんです。でもこの間、初めて阿部さんが出られた舞台を観て、面白い俳優さんだなと思っていたところなんです。その素晴らしい俳優さんだと思った方が主演ということなので、これは楽しそうだな、と。さらに松さんも出られると聞いて、ますます『やるぞ!』という気持ちになりました。

 松さんとは舞台で何度もご一緒していますが、映像での共演は初めてだと思います。舞台と違って映像でご一緒するのはなんとなく少し恥ずかしい気持ちです。息子役の板垣さんともさっき初めてお会いしました。キレイな顔をしていて、私にそっくりですね(笑)。親子に見えるといいんですが…。僕が演じる寛は、もともと大きな缶詰メーカーをやっていて、自分が作った会社なのに追い出されたという人物です。まだまだ何者かわからないので…今のところ、“鈴木寛は謎”です!(笑)

 男の人と女の人が別れた、くっついた…というお話はよくありますが、このドラマは、そこに“サスペンス”が入ってくるんです。脚本が良ければ役者がそれほど良くなくても何とかなるし、脚本がイマイチでも役者が良かったら何とかなるんですが、今回は脚本もいいし、良い役者がたくさん出てくるというすごい作品なんです。ネルラの抱える謎が一体何なのか、物語がどう進んでいくのか…出演する私でさえ先々が気になる内容になっていますので、皆さんにも楽しんでいただけると思います」

○岡部たかし

「大石さんが僕が出演している小さな演劇を下北沢まで見に来てくださったりしたことや、最近『大人計画』の方々と仕事する機会が多くありました。それもあり、何より憧れの阿部さんとご一緒できるのがうれしいです。実は阿部さんと松さんのSPドラマ『スイッチ』(2020年)に僕も出演していて、その際にお会いしたことはありますが、お二人とも絶対に僕のことを覚えていないと思うので(笑)、今回しっかり関係性がある役でご一緒できて本当にうれしいです。でも実は今、とても緊張しているんです。楽しみ半分、緊張半分…むしろ緊張のほうが上回っています。どういう演じ方になるのか、自分でもまだ分からない部分があるので、家でもっと練習してきたらよかったな、と思っています(笑)。大石さんが書かれる脚本には、“家族”がよく出てくる印象がありますし、そのホームドラマの部分は確実に面白いです。でもこの作品は、それに加えてサスペンスでもあります。コミカルなセリフがある一方で、謎解き、考察の要素もある。すごく面白いと思いますので、ぜひ見ていただきたいです」

○大石静氏

「まだ最後まで書いていないんですが、一体どうなるんだと思いながら書いています。段田さんは、これまでで一番沢山お仕事した役者さんですし、私の愛する段田さんです。どこが素晴らしいか説明できないくらい素晴らしい。日本の宝です。岡部さんは、『和田家の男たち』でご一緒して以来、またご一緒したいと思っていました。初日のリハーサルではとても緊張されていましたが、何でもできすぎるくらいできる方だと思っています。家族を演じるキャストの皆さんは名優揃いですから、私の脚本を10倍くらい面白くしてほしいです」

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