俳優でモデルのなえなのが7日、都内で行われた映画『見える子ちゃん』（全国公開中）公開記念舞台あいさつに出席した。当日は俳優の原菜乃華、久間田琳加、山下幸輝、SixTONESの京本大我、中村義洋監督も登場し、同作をアピールした。

　同作で霊能者に憧れる女子高生・二暮堂ユリア役を演じたなえなのは「舞台あいさつに来てる子ちゃん、ライブビューイングを見てる子ちゃんとステキな時間を過ごしたい」とキュートにあいさつをした。

　当日は「ネタバレギリギリトーク」と題し、ネタバレになると中村監督が判断した場合は、ブザーが鳴り、エピソードトークが強制終了されるコーナーが設けられた。なえなのは「ユリアちゃんは神社のシーンで巫女（みこ）の衣装を着ているんですけど、京本さん演じる（遠野）善先生の背中をボンと押すシーンがありまして……」と切り出し、「巫女（みこ）の衣装を着ると身が引き締まって、やる気に満ちてしまったんです。監督からは『全力で走って押すフリしてください』と言われたんですが、気合が入りすぎて、京本さんを全力で押し飛ばしてしまったんです。本日もたくさんの京本さんファンが来ていると思うのですが、皆さんの大事な京本さんを押し飛ばしてしまってごめんなさい。すみませんでした」と謝罪。すると、京本は「ファンの皆さん、優しいので大丈夫ですよ」とフォローしていた。

　さらになえなのは「そのときの京本さんは爽やかなアイドル笑顔で『全然、大丈夫だよ』と言ってくださいました」と振り返ると、京本は「かっこいいですね」とボソリと返し、笑いを誘う。中村監督はブザーを鳴らさず、2人の様子を笑顔で見守っていた。

　同作は、国内発行部数330万部を突破した泉朝樹による漫画『見える子ちゃん』の実写映画。ある日突然、霊が見えるようになってしまった女子高生・みこ（原）は、おびえながらも霊を見えてないフリをし続ける。ホラーではあるものの、コメディータッチで描かれた作品となっている。