現役引退の柔道ウルフ・アロン、東海大で最後の調整 キレのある内股披露…ファン「とても寂しい」
今月開催される「全日本実業団体対抗大会」をもって現役引退することを発表している柔道のウルフ・アロンが6日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。引退前1週間の映像を公開した。

「全日本実業団体対抗大会」で引退
今月開催される「全日本実業団体対抗大会」をもって現役引退することを発表している柔道のウルフ・アロンが6日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。引退前1週間の映像を公開した。
母校・東海大で最後の調整をしていた。「JPN」と書かれた五輪ゼッケンで練習に励んだウルフ。小外刈り、裏投げ、肩車と技の確認をしていた。なかでもキレが違ったのが乱取りで披露した内股だった。
右組の相手に対し、間合いを作りロックオン。引き手を一瞬でつかむと一瞬で内股に入り、相手を投げ飛ばした。
東海大での最後の練習後、ウルフは「まぁいつも通り、試合前だからね。結局、試合の調整で来てるわけだから、いま噛みしめるものはないかな。そんな感情はない。いつも通りって感じでしたよ。ただ周りが最後感出してくるのが腹立つけど(笑)」と明るく語っていた。
この映像に視聴者からは「柔道選手の引退までの道のりなんてなかなか見れないのでこんなリアルタイムでアップして頂いてありがとうございます」「とても寂しいけれどウルフさんというすばらしい柔道家をリアルタイムで最後まで応援できることを幸せに思います」「最後の練習まで見せてくださってありがとうございます」「有終の美を飾って下さい」「最後までどうか悔いなく!」などのコメントが寄せられている。
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【動画】柔道ウルフ・アロン、現役引退前の最後の調整練習
