早稲田卒のアンゴラ村長、実は会社員 結成5か月でブレイクも苦悩「素人がテレビに出てる状態」

お笑いコンビ・にゃんこスターのアンゴラ村長が5日、テレビ東京系『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(木曜深夜0時)に出演。副業として勤める会社と、その会社での業務を語るとともに、ブレイク後の心境を明かした。

にゃんこスター・アンゴラ村長【写真:山口比佐夫】
にゃんこスター・アンゴラ村長【写真:山口比佐夫】

子ども人気生かしプログラミング教室開催

 お笑いコンビ・にゃんこスターのアンゴラ村長が5日、テレビ東京系『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(木曜深夜0時)に出演。副業として勤める会社と、その会社での業務を語るとともに、ブレイク後の心境を明かした。

 アンゴラ村長は早稲田大文学部卒業。大学3年生の時、ワタナベエンターテインメントに入所した。

 そのまま芸人1本にかける道もあったそうだが、アンゴラ村長は「バイトと芸人って結構、多いじゃないですか。しかも、バイトは結構、過酷な方がウケたりするなって思ってたりして……。たぶん、私の雰囲気だと苦労してるとか、過酷とかが笑いにならないなと思って……。だったら会社員で芸人やってるって新しい方がトピックになるかなと思って……」と就職を選択。「行ける時だけシフトを出せばいい」というフレックス制の会社・株式会社ここからに入社したという。

 その数か月後、にゃんこスターは結成5か月ながらも、『キングオブコント 2017』で準優勝。一気にブレイクした。

 それからは芸人の仕事が忙しく、会社には「2年くらい行ってなかった」とのこと。徐々に芸人の仕事が減少したことについては、「ショックではあった」としつつ、「素人がテレビに出てる状態っていうのは、自分では分かってたので。実力がないなっていうのは、すごい分かってたので……」と述べた。

 また、当時は「にゃんこスターとして組んで、あのネタ1本しかなかった」とも発言。「テレビ見てる方にも『またこれかよ』って絶対思われるじゃないですか。だから、違う新ネタとかも見せたいのに、本当にあの1本しかないから『こっちの方がおもしろいです』って言えるネタとかもなくて、求められてないのにやらなきゃいけないみたいな苦しさはありました」と振り返った。

 現在は、芸人と知名度の高さと子ども人気を生かし、会社とのコラボレーションで「にゃんこスターのプログラミング教室」を開催。会社のTikTokなどの撮影、編集、アドバイスといった広報の仕事も任されているそうだ。

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