武田鉄矢、『金八先生』で“えこひいきした”女優を実名告白 アドリブで「あなたが好きでした」
歌手で俳優の武田鉄矢が6日、フジテレビ系『ぽかぽか』(月曜~金曜午前11時50分)に生出演。TBS系名作ドラマ『3年B組金八先生』の裏話を明かした。

フジテレビ系『ぽかぽか』に生出演
歌手で俳優の武田鉄矢が6日、フジテレビ系『ぽかぽか』(月曜~金曜午前11時50分)に生出演。TBS系名作ドラマ『3年B組金八先生』の裏話を明かした。
番組では、同ドラマの第6シリーズで金八先生の教え子・今井儀役を務めた斉藤祥太からの事前インタビューを紹介した。ここで斉藤は「武田さんは当時、3Bの男子(生徒)には興味がなかったと思います」と推察。対して、同じく共演の上戸彩が演じる鶴本直を呼ぶ際は、明らかに声のトーンが違ったそうだ。
これについて、MCのハライチ・澤部佑が「男子と女子で呼び方が違うって。これはよろしくないですよ、教育者として」とツッコミを入れると、武田は苦笑しつつ、「いや、でもね、儀の時の回の上戸彩はね、やっぱりちょっと守ってあげたくなるような……」と発言。「ハードでしたからね」と振り返り、「あのシリーズの中でね、独特なストーリーだったんで、やっぱりちょっとえこひいきしたのは覚えてます」と述べた。
この告白に一同が大ウケすると、武田は「彼女をずっと守る先生役をやってたんで」と切り出し、「一番最後にアドリブタイムがあった」と回想。事前に「自由になんでも言っていい」と伝えられていたことから、上戸彩にはアドリブで「私はあなたが好きでした。だからえこひいきしたんです」との言葉を贈ったものの、演出家からは「全部カットします。金八先生はえこひいきしません」と告げられたそうだ。
武田は「先生と生徒という関係で私はあなたが好きでした。一生懸命、運命と戦っているから、という意味だったんだけど……」と、アドリブの意味を説明。演出家から「私はあなたが好きですなんて、金八先生は言いません。金八先生はみんなが好きです」と諭されたことも振り返った。
