渡辺直美、英語力は“小3から小5”に成長 渡米から4年…第2言語の学びに「絶望を感じることも」
2021年より活動拠点をアメリカ・ニューヨークへ移したお笑い芸人の渡辺直美が、単独コントライブ『渡辺直美コントライブ』の開催を発表。合同取材会に出席し、13年ぶりとなる日本でのコントライブ開催への思い、自身の英語力について言及した。

13年ぶりに日本でコントライブを開催
2021年より活動拠点をアメリカ・ニューヨークへ移したお笑い芸人の渡辺直美が、単独コントライブ『渡辺直美コントライブ』の開催を発表。合同取材会に出席し、13年ぶりとなる日本でのコントライブ開催への思い、自身の英語力について言及した。
開催の経緯について、「ずっとやりたかったのですが、いろんな仕事が重なって、なかなかタイミングがなかった。アメリカでライブをする機会は増えたけど日本ではやっていないとなり、久しぶりにやらせていただくことになりました」とコメント。東京を代表する構成作家のオークラを演出として迎え、オール新ネタを披露する。「昔はその時の経験、出会ったことをコントに落とし込んでいた。今回は明るくポップにという感じだけではなく、メッセージ性があるようなコントもあり、8本くらいやるなかで、いろんなジャンルのコントを作りました」と予告した。
23年には全米7都市でのトークライブ、24年10月にはニューヨークで自身初となるスタンダップライブを開催。同12月にアジア・太平洋諸島系アメリカ人のアートやエンターテインメント、カルチャーに貢献した人々をたたえるイベント「Unforgettable Gala」で、「グローバルグラウンドブレーカー賞」を受賞している。

渡米から4年がたち、現在の英語力については、「小3から小5にはなりました。一応成長はしています。4年でこれしかしゃべれないんだということに絶望を感じることもあります」と苦笑いを浮かべたが、「でも、思いは伝えられるようにはなったし、相手がどういう意図で話しているのかは分かるようになりました。自分の気持ちを日本語のように100%伝えられないけど、片言でもおもしろいかなと思ったことを試しながらしゃべるところまでは行きました」と成長を明かした。
今年から英語の講師を3人体制にした。「発音だけの先生、文法に特化した先生、英会話の先生、3人つけています」と明かすと、「自分の悪い癖で、顔でリアクションをしてコミュニケーションを取っていたことがあり、それに気づいたのが今年。だから英語力が伸びないのだと思いました」と見直すきっかけについて説明した。
改めて第2言語を学ぶことのむずかしさを痛感し、「日本にいながら第2言語を学んでいる人もいますが、私を見て勇気を出してほしいです。ニューヨークに行っても片言で生きていけて、仕事もできてお金をいただいている。パッションさえあれば言葉は後からついてくる」とエール。「私、頑張っているなと思ったら自分を褒める。だからと言ってあぐらをかかずに勉強する。永遠のテーマだと思います」とアドバイスした。
『渡辺直美コントライブ』は、18日から22日の5日間、東京・IMM THEATERで開催される。会場チケット即完につき、オンライン配信チケット発売中となっている。
