男性アイドルグループ・WEST.が出演するTBS系完全投稿型バラエティー番組『ひらめけ！うんぴょこちゃんねる』（月曜深夜0時58分）。子どもの自由な発想を全力で応援するこの番組が、2024年5月の放送開始から1周年を迎え、記念イベントが続々と開催される。6月には「うんぴょこ注入式」「うんぴょこ大展示会」、さらにはファンミーティング「WEST.お兄さんの1周年だよ！うんぴょこ大感謝祭」と、“うんぴょこ”な催しが目白押しだ。これに先駆けて行われた取材会では、WEST.のメンバーがこの1年の振り返りやイベントの見どころを語った。

　番組は「小学生を本気で笑わせよう！」をテーマに、視聴者から募集したアイデアを、WEST.の7人がコントや歌、ダンスで体現。完全投稿型という形で、独自のユニークな世界観を築き、ファンの心をつかんできた。

　中間淳太は「あっという間の1年でした。ありがたいことに、たくさんの方に支えていただき、いろんなキャラクターも生まれて愛されているなって感謝の気持ちでいっぱい」と胸いっぱいの想いを語り、「これからも長い間、愛されるような番組を作り続けていきたい」と、力強く未来を見据えた。

　小瀧望は「本当にあっという間で、こんなにも多くのキャラクター、コーナーが生まれると思っていなかった」と驚きをにじませながら、「実際に子どもたちとも触れ合えるイベントみたいなのもご用意してくださって、こんなにうんぴょこチャンネルの可能性が広がるんだってびっくりしています。ほんとに視聴者さんと繋がりを感じれる番組だと思うので、これからも皆さんに支えていただきたいと思っています」と語った。

　桐山照史も「芸能生活でも初めてなぐらい、いろんなことをさせてもらいました。SNSもそうですけど反響というのが目に見えて、励みになる1年です」と喜びを見せた。

　神山智洋は「キャラが増え、1周年を迎えるにあたってスタッフも盛り上げてくれているのが伝わる。ここから先もいろんな新しいコーナーができていくんだろうなと感じています」と期待を膨らませた。

　番組特有の“シュールさ”については、濵田崇裕が「完全投稿型番組で、スタジオ収録ではシュールな時間が流れて不安な瞬間とかあるんです（笑）」としつつ、「オンエアを見て、何これってテレビ見たら自分らの番組だった。なんかクスっとしてしまった時に狙い通りであるかなと。1周年経ちましたけど、2周年、3周年続けていけたらなと思ってます」と独特の魅力に手応えを感じていた。

　藤井流星は「芸能界の友人から『良い意味で流し見できる。でもなんか引っかかるところは見ちゃう』と言われて、他にない番組の特性と思うので、もっといろんな人を取り込みできる番組に2年目もしていきたいなと思います」と語り、今後の抱負をにじませた。

　重岡大毅も「メンバーそれぞれのキャラがしっかり出来上がってることがすごい」と感心しつつ、「子どもから大人まで楽しめる子ども番組になればいいなと思ってます」と意気込んだ。

　6月には、番組の世界観を体感できるさまざまなイベントが開催される。TBS赤坂BLITZスタジオのホワイエスペースでは、新キャラクターのフォトスポットが楽しめる「うんぴょこ大展示会」が展開。さらに「うんぴょこ注入式」では、巨大バルーンに“うんぴょこパワー”を注入するというユニークなイベントも行われる。

　そして、18日に開催されるファンミーティング「WEST.お兄さんの1周年だよ！うんぴょこ大感謝祭」では、まさにお祭り騒ぎのような企画が盛りだくさん。メンバーが人気キャラクターに扮する「メンバーキャラ大集合！アプデ委員会」や、「うんぴょこマン・ヒーローショー」など、スペシャルな企画が盛りだくさん。

　そのほか、視聴者の“見たい胸キュンシーン”をのん子とはま子が再現する「ちょっと男子?！のん子とはま子の胸キュンリクエスト祭り」や、メンバーが同じ事務所の仲間に感謝の想いを叫ぶ「ありがとう1周年！SHOUT THE ROCK STAR友 編」など、まさにテレビでは見られない貴重なシーンが満載。「絶対できる番長 生チャレンジ」や「キャミーズ・ダンススクール」など、番組発の人気キャラクターも大集合し、にぎやかなイベントとなりそうだ。

　イベントの目玉について、小瀧は「（番組公式ヒーロー）うんぴょこマンに関しては、イベントの目玉にはなるんじゃないかなと思いますし、敵対する側もいろんな格好で出てくるんで、楽しいんじゃないかな」と期待を寄せた。

　同番組は、業界内でも好評だという。「食事会で初めてお会いした俳優の中川大輔くん（濵田崇裕と共演経験あり）から、『昨日“うんぴょこ”って番組を見たんですけど、めっちゃ面白いですね』って言ってもらえて。業界の人が良いって言ってくれるんで、自信には繋がってるかもしれないです」と明かした。

　最後にはファンに向けてメッセージを送った。神山は「昨年やらせていただいたイベントより、今回の方がちゃんとアップデートされてる。僕たち7人頑張りたいなと思ってますので、楽しみにしていただければなと思います」と呼びかけた。

　桐山は「投稿型番組なので、ほんと皆さんのお力がないとこの番組は成り立たない。ハッシュタグ　#うんぴょこ大感謝祭みたいなので、皆さん盛り上げてもらえるとすごく助かります。うんぴょこマンが出てきたときだけは、うんぴょこマンが来たー！と盛り上げてもらえると……。トレンドを狙いましょう！」と笑顔で語った。

　中間は「大人だって子どもだって全員に子ども心があると思うので、その子ども心をくすぐるような内容にしたいなと思います。みなさんリラックスして楽しんでほしいなと思います」と思いを込めた。

　自由な発想と笑いに満ちた“うんぴょこワールド”は、1周年を機にさらなる広がりを見せながら、多くのファンに愛される番組を目指していく。