窪塚愛流、NHKドラマ初主演も「家柄からかTVに触れてこないで育ってきた」と告白

俳優の窪塚愛流が4日、NHK放送センターで行われた連続ドラマ『あおぞらビール』(月~木曜午後10時45分)の試写会に、藤岡真威人、豊嶋花、南出凌嘉、佐藤江梨子、制作統括の黒沢淳氏、演出の一色隆司氏と共に出席した。

イベントに登場した窪塚愛流【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登場した窪塚愛流【写真:ENCOUNT編集部】

夜ドラ『あおぞらビール』試写会に出席

 俳優の窪塚愛流が4日、NHK放送センターで行われた連続ドラマ『あおぞらビール』(月~木曜午後10時45分)の試写会に、藤岡真威人、豊嶋花、南出凌嘉、佐藤江梨子、制作統括の黒沢淳氏、演出の一色隆司氏と共に出席した。

 本作は、森沢明夫氏によるエッセー集『あおぞらビール』と、続編『ゆうぞらビール』からユニークな登場人物やエピソードを引用して作り上げた、青空の下で冷えたビールと一緒に楽しむアウトドア・ドラマ。自称“Fラン大学”文学部4年生の森川行男(窪塚)、就活に苦戦している同級生・八木拓馬(藤岡)、友達の後輩・松宮一朗太(南出)の3人が繰り広げるアウトドア生活を描きながら、彼らに興味を持つ人たちとの交流を描く。

 窪塚がビールを飲むシーンが印象的な本作。窪塚は「ビール大好きなんです」と破顔すると「本当に好きで、ビールに始まってビールで終わる男。人生もビールで終わりたいぐらい。『あおぞらビール』というタイトルの作品のお話が来たときは、本当にうれしかった」としみじみ語る。

 窪塚にとって主演として臨んだ作品。「最初は主演として何ができるのか、堅苦しく現場に入ったのですが、スタッフさんやキャストの方々と一緒に過ごすなかで、考えるのではなく感じるんだなと教えていただきました」と周囲との関係性で学ぶことが多い現場だという。また窪塚は、NHKドラマ初主演の感想を聞かれ「家柄からかテレビに触れてこないで育ってきたんです」と発言して会場を笑わせていた。

 劇中では川の中に入ったり、ボートを漕いだりとアクティブなシーンが多い。窪塚は「ボートのシーンは難しかった」としみじみ語ると「撮影の現場に入るまでにも水に入ったりと、とても大変だったんです」と振り返る。

 しかし、そうだからこそ「一人では挫折してしまったり、折れてしまったりしそうなとき、役としても人間関係としても、自分の隙間を皆さんが支えてくれるような存在なので楽しめています。生きる上でも、楽しむことが一番大切だと思います」と自身の哲学を明かしていた。

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