仁村紗和&前田公輝、日テレ連ドラでW主演 最新不倫トリックがテーマ「台本を読んで私も驚いた」
俳優の仁村紗和と前田公輝が、7月1日スタートの日本テレビ系連続ドラマ『完全不倫 ― 隠す美学、暴く覚悟 ―』(火曜深夜0時24分)でダブル主演を務めることが3日、発表された。

話題作連発のプラチナイト枠
俳優の仁村紗和と前田公輝が、7月1日スタートの日本テレビ系連続ドラマ『完全不倫 ― 隠す美学、暴く覚悟 ―』(火曜深夜0時24分)でダブル主演を務めることが3日、発表された。
本作は、夫を愛するために不倫を続ける女とどんなに不倫されて後悔しても妻を愛し続ける男が、最新不倫トリックでだましだまされる夫婦愛ミステリー。2024年4月から2段編成となり『肝臓を奪われた妻』や『3年C組は不倫してます。』など話題作を連発する火曜プラチナイト枠の第5弾となる。
仁村が演じるのは、出版社営業で社交性もあり、頼りがいのある女性である吉岡千春。出版社で編集者として働くことを夢見て、編集部に1年半いたものの、それ以降は営業担当。吉岡拓哉(前田)の無邪気さと純粋さそしてひなたのような匂いにひかれ、付き合うこととなった。
前田が演じるのは、市役所・戸籍課勤務で信じやすくお人好しな普通の男である拓哉。千春とは幼なじみに無理やり連れて行かれたバドミントンのオフ会で出会った。拓哉から千春に交際を申し込み付き合って1年、結婚して3年、全力で愛情を注いでいる。
仁村は、フジテレビ系『明日もきっと君に恋をする。』、NHK『あなたのブツが、ここに』、テレビ東京系『SHUT UP』など数多くの作品で主演を務め話題を呼んでいる注目の実力派俳優。アジアコンテンツアワード&グローバルOTTアワード2024にて最優秀新人賞を受賞し、日本テレビではドラマ初主演となる。
前田は、映画『HiGH&LOW THE WORST X』の轟洋介役など数々の個性的な役を演じ、24年には日本テレビ系連続ドラマ『私をもらって』で連ドラ初主演となった。今年は、韓国で社会現象を起こした『ミセン』の初ミュージカル化の舞台でも主演を演じ、映画、テレビ、舞台の話題作に出演し続ける実力派俳優だ。前田と仁村はドラマ初共演となる。
仁村「タイトルだけでは内容とのギャップがある」
以下、前田と仁村のコメント。
○仁村紗和
――この作品のオファーを受けた時の気持ちは。
「はじめまして、仁村紗和です。まずW主演で私を迎えてくださってとても光栄でしたし、素直に嬉しいです。私にとっては今までやったことのない作品のカラーと役柄で私に吉岡千春という人を理解できるのかな、と少し不安もあったのですが、最後まで台本を読ませて頂いて自分の役柄と拓哉と千春の2人の愛にとても惹かれました」
――吉岡拓哉役への思い、役の見どころを。
「まず千春という人はとても愛情が深い人です。人を愛する力が強く、ある意味人間らしく、頭が良くて、人当たりも良い、そんな女性です。彼女が守りたいものは明確なのですが、その表現の仕方は理解が難しいところもあり拗らせてしまっているような人です。千春は夫を愛するがゆえに隠し事をする妻なのですが、色んな人を巻き込みながらも自分自身の心の奥深くの痛みや人を想う気持ちと向き合い、さまざまな「気付き」があります。何かと向き合うことはパワーが必要ですが、自分を大切にするためにも必要な時間だと思います。彼女がどんな選択をしていくのか、見守って頂けたら嬉しいです」
――このドラマを楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
「『完全不倫』タイトルだけでは内容とのギャップがあるように思います。現代ならではの不倫をする方法は台本を読んで私も驚いた部分で、ある意味リアルな現代の不倫事情が覗けると思います。何よりもこのドラマに出てくる人々はいじらしくもとても愛おしくて魅力的ですし、会話のテンポや内容がとても面白いので会話劇で展開していく物語を楽しく観て頂けると思います。24時24分という深い時間ではありますが、友達の話を夜な夜な聞くような気持ちでドラマを観て頂けたら、、と思います。皆様に楽しんで頂ける時間になるようチーム一丸となって頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します!」
○前田公輝
――この作品のオファーを受けた時の気持ちは。
「最初にタイトルを見た時、『どんな内容なのだろう』と思いました。台本を読み進めるうちに、不器用ながらも守るべき誠実な心を感じられる作品だと気付きました。この物語を通して、家族の存在や、当たり前のようにそばにいる人への感謝の気持ちを、常に届けたいと思いました。また、会話劇がとても自然で、その没入感に強く引き込まれました。技と深みを持つ皆さんとともに、観る人を新しい時代へ導いてくれると感じています」
――吉岡拓哉役への思い、役の見どころを。
「一見無個性に見える彼ですが、真摯で懐が深い人間です。不倫をきっかけに人と向き合おうとする姿勢には、誠意と愛があふれていて、その静かな説得力に惹かれました。これまで個性の強い役を演じることが多かった自分にとって、“クリーン”な存在をどう皆さんと化学反応させていけるのか。削いでも滲む色を信じて、新たな表現を丁寧に探っていきたいと思っています」
――このドラマを楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
「毎週、『幸せはここにある』と感じていただける作品を、スタッフ・キャスト一同、精一杯心を込めて作っております。どうぞ温かく見守っていただけたら嬉しいです。楽しみにお待ちください」
