五輪メダリスト・清水宏保、860万円の盗難被害 犯人とイベント会場で“遭遇”「お金を返したい」

元スピードスケート選手でタレントの清水宏保が31日、フジテレビ系『ジャンクSPORTS』(土曜午後5時)に出演。泥棒に全財産を盗まれた過去を明かした。

フジテレビ【写真:ENCOUNT編集部】
フジテレビ【写真:ENCOUNT編集部】

フジテレビ系『ジャンクSPORTS』

 元スピードスケート選手でタレントの清水宏保が31日、フジテレビ系『ジャンクSPORTS』(土曜午後5時)に出演。泥棒に全財産を盗まれた過去を明かした。

 番組では、清水の浮き沈みグラフを紹介した。清水は1993年、18歳でスピードスケートワールドカップに初出場して初優勝。翌年の94年にはリルハンメル五輪にも出場した。乗りに乗っていると思われる中、21歳でグラフはどん底に。その理由について、清水は「泥棒に全財産を盗まれた」と告げた。

 これにMCのダウンタウン・浜田雅功が「そんなことあるの!? いくら盗まれたの?」と反応すると、清水は「860万円ですね」と回答。スタジオがざわつく中、清水は「レースで賞金を貯めていた」と述べ、「どうしてもポルシェを買いたかった。車が大好きで。そのためにコツコツコツコツ、いろいろなものを貯めて、絶対買うぞ! って思っていた」と説明した。

 清水は98年の長野五輪でも代表に選出されている。その1年前、景気付けに購入しようと考え、「そろそろ貯まったかなと思って通帳を探したら、通帳がない」ことが発覚。「あれ? おかしいな……と思って印鑑を探したら、印鑑がない。今度は保険証がない」ことにも気付き、「嫌な予感がしたから銀行に電話して残高確認したら、『残は0円です』って言われた」という。

 後に犯人は捕まったそうで、その犯人による被害総額は「1億6000万円」。清水は200万円だけ戻ってきたものの、「ムカついたから、車屋に行ってフルローンでポルシェを買った」そうで、「それで自分を追い込んで、これで(長野)オリンピックでメダルを獲れればチャラだと思って……。そしたらオリンピックで見事に金メダルを獲れた」と振り返った。

 ただ、話はそれで終わらない。清水は「その後、あるイベント会場に行ったら、『清水さん! 僕のこと分かりますか?』って(話しかけられた)」ことを回想。「いや、誰?」と返したところ、「僕、清水さんの家に泥棒に入った者です」と告げられたそうで、「清水さんにお金を返したいから、連絡先を教えてもらえますか」と言われたという。

 これに清水は「そんなの教えたくもないし、連絡も取りたくない。とりあえず、あなたの連絡先を教えて」と返答。それを「弁護士につないで、連絡をとってください」と伝えたものの、「弁護士が電話したら、そのまま出なくなって、トンズラした」そうだ。

 このエピソードには、浜田も「すごいなぁ。よう出てきたで、そいつ」と驚がく。共演の元木大介も「そんな中、金メダル獲ってるんだもんね。すごいよね」と清水のメンタルに感服した。

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