YOSHIKI、オンライン会見で見せた真摯な姿 取材陣の体調も気遣う“神対応”
ロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKIが27日、自身初のオンライン記者会見を開き、ロックの女王・St.Vincent(セイント・ヴィンセント)とコラボした新曲を配信リリースすることを発表した。今回のコラボ楽曲は、各国で28日の午前0時を迎えると同時に解禁される。
ロックの女王・St.Vincentとのコラボによる新曲を発表
ロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKIが27日、自身初のオンライン記者会見を開き、ロックの女王・St.Vincent(セイント・ヴィンセント)とコラボした新曲を配信リリースすることを発表した。今回のコラボ楽曲は、各国で28日の午前0時を迎えると同時に解禁される。
これまでも発表の折に記者会見を開き、その声を直接届けてきたYOSHIKI。この日はロサンゼルスからオンライン会見に登場したが、配信トラブルに見舞われ、開始がやや遅れる事態に。十数分経って画面上に登場したYOSHIKIは「みなさんを待たせてしまって申し訳ないし、涙が出るくらい悔しい。昨日からオンタイムでと決めていたのに……」と進行上の不手際について謝罪した。しかし、「頭にきて、集中できない」と怒りが収まらず、会見はオンラインながら不穏な空気でスタートした。
オンライン会見は、今回YOSHIKIとコラボして楽曲を制作したヴィンセントもアメリカ東海岸から参加。YOSHIKIと1度も直接顔を合わせることなく楽曲を作り上げたというヴィンセントは「どんなものでも美しく強くすることができる。最初は緊張したが、とても親切な方」とその印象について明かし、「心を込めて作っていただいた」とでき上がった楽曲についても好感触を抱いているようだ。
オンライン会見はロサンゼルスの現地時間で午後11時過ぎに始まったが、ヴィンセントがいる東海岸は時差もありすでに深夜2時を過ぎていた。さらに配信トラブルも絡み、進行が大幅に遅れたため、質疑応答ではYOSHIKIがヴィンセントへの質問を優先して受け付け、先に退出させるなど心遣いも見せた。
会見の最後には「これからもワクワクするような発表がめじろ押しです。オンライン会見に懲りずに来て」と苦笑いを見せながらもしっかりと呼び掛けた。これまでも記者会見で報道陣に対して直接さまざまな発表をしてきたYOSHIKIは、「いつもだったら記者会見をする。数か月お会いできていないですが、みなさんにいつか普通にお会いできる日を楽しみにしています。みなさんのご健康をお祈りしています」と報道陣の体調にも心を配っていた。