本田圭佑「やっとか」 『サカつく』アンバサダー就任も“本田節”「なぜもっと早くなれなかったのか」
サッカー元日本代表で実業家の本田圭佑が31日、人気サッカーゲーム「サカつく」シリーズ最新作発表会にサプライズ登場。サッカーチームの運営に苦労した過去を語った。

「サカつく」シリーズ最新作発表会にサプライズ登場
サッカー元日本代表で実業家の本田圭佑が31日、人気サッカーゲーム「サカつく」シリーズ最新作発表会にサプライズ登場。サッカーチームの運営に苦労した過去を語った。
『プロサッカークラブをつくろう!(通称「サカつく」)』は、サッカークラブの代表に就任し、クラブ運営や試合采配などを行いながら世界最強をめざすサッカークラブ運営シミュレーションゲーム。累計出荷本数は400万本を超える人気シリーズとなっている。
発表会では「プロサッカークラブをつくろう!2025」のアンバサダーに就任した本田が登場。子どもの頃から「サカつく」をプレイしてきたという本田は「今回は非常にうれしかったですし、むしろなぜもっと早くなれなかったのか。ある意味たどり着いた。やっとか」とコメントし、その場を笑わせた。
また、本田がオーナーを務める社会人サッカークラブ「EDO ALL UNITED」は、サッカークラブを育てる本作のリアル版とも言える「全員参加型のリアルサカつく」がコンセプトだが、改めてそのことについて「あのサッカークラブを運営するということは、すごく感動的な活動の一つ」と表現する。
その一方で、「過去に何度か海外でサッカークラブを運営したことがあるんですけど、残念ながらいずれもうまくいかなかったんです」と告白。その理由について「現時点でのサッカークラブの運営は1人の大富豪による経営とか日本でいうと親会社というものがいながら、すごく多額なお金を毎年スポンサーとして出し続けるっていうことで成り立っている」と説明し、「僕自身はヨーロッパのクラブを自分自身で自分の会社で運営していたということもあって、やっぱりスポンサー資金を集めることにものすごく苦戦して、その結果うまくいかなかったんです」と過去の苦労を明かした。
その上で、「1人に依存するようなクラブを作ったら最終的に運営できなくなる。僕が撤退した時に、結局その期間クラブのことを好きになってくれたファンたちが犠牲になるということで、そうならないように、1人や親会社に依存しないような形を作るという発想で、リアルサカつくはみんなで関わる形にした」と今の「EDO ALL UNITED」の運営方法である「みんなで会員費を毎月払って運営費にする」という形に行き着いたことを語った。
