鞘師里保がavex trax移籍を発表 新ビジュアルの赤に特別な思い「何があっても過去が宝物」
元モーニング娘。で歌手の鞘師里保が31日、都内の品川インターシティホールでファンミーティング「RIHO SAYASHI BIRTHDAY Fan Meeting -PLAYGROUND!- vol.4 」を開催。イベント前の囲み取材で、ソロアーティストとしてavex traxからメジャーデビューすることを発表した。

28日で27歳になり芸歴15年目、「私からしか届けられないものがある」
元モーニング娘。で歌手の鞘師里保が31日、都内の品川インターシティホールでファンミーティング「RIHO SAYASHI BIRTHDAY Fan Meeting -PLAYGROUND!- vol.4 」を開催。イベント前の囲み取材で、ソロアーティストとしてavex traxからメジャーデビューすることを発表した。
鞘師は、2011年に当時12歳でモーニング娘。9期メンバーとしてデビュー。エースとしてグループをけん引し、15年にグループを卒業した。20年より芸能活動を再開し、21年8月に自主レーベル「Savo-r(セイバー)」を設立。全国ツアーを4度開催、3枚のEPと1枚のアルバムをリリースするなど、ソロアーティストとして音楽活動を続けていた。
4月上旬に鞘師里保スタッフ公式SNSで重大発表が予告されていたが、鞘師は自らの口で「avexからメジャーデビューをすることになりました」と報告。レーベル移籍の経緯について、「プライベート・レーベルでやってきて、幼い頃から聞いてきた音楽、エンタメに興味を持ったきっかけが、ダンスミュージックやR&Bヒップホップだと再確認できた。avexさんはダンスミュージックに長けているレーベルだと思うので、ご一緒させていただくことになりました」と説明した。
そうそうたるアーティストが在籍するavexからのメジャーデビューに、「ダンスボーカルという意味で尊敬しているのは三浦大知さん。子どもの頃から母に影響を受けて影響を受けていたのは倖田來未さんです。尊敬できる先輩ばかりでインスピレーションを受けています」と目を輝かせた。
6月18日にメジャーデビュー作となる配信シングル『Super Red』をリリースすることも決定。真っ赤な手袋が印象的な新ビジュアルについては、「新たなスタート、意志の強さ、メジャーデビュー・シングルのタイトルが『Super Red』、それにちなんで赤をモチーフにしたビジュアルにしました」と話し、モーニング娘。時代のメンバーカラーが赤だったことに触れ、「その時とは違う自分を見てほしいという気持ちが数年前はありました。ですが、何があっても過去が宝物で、過去があってこそ今の私がある。今までの活動の中でもそれを再確認したし、1人でライブをして、曲をリリースして、頼もしいチームの方が周りにいる今の状況だったら、今までのイメージの赤を乗り越えられそう、そういう決意のもとであえて赤を押し出すようなビジュアルとタイトルにしています」と特別な思いを明かした。
アイドルとアーティストの違いを聞くと、「今の活動は、私がどんな曲を歌いたいか、メッセージを届けたいかというのが核となっている。圧倒的に私の意志が強いという意味では違うと思っています」と言及。28日で27歳になり芸歴15年目、俳優としては11月に上演予定の『デスノート THE MUSICAL』に出演することが決まっているが、「歌っていること、音楽でパフォーマンスをしていることが中心にあるからいろんな活動ができている。基本的には歌って踊ってを頑張ろうと思っています」と今後の活動について語った。
ファンに向けては「みなさんに少しでも勇気を与えられるようなパフォーマンスを届けられるように頑張りたいです。もう12歳ではなく27歳になったので、私からしか届けられないものがあると思っています」とメッセージを送った。
ファンミーティングでは、自主レーベルからリリースした『DOOM PA』、『WE THE ONES』など7曲を歌唱し、新たな挑戦となるDJプレイを“DJ Riho Riho”として初お披露目。7月23日には、EP『Too much!』をパッケージでリリースし、発表済みのライブハウスツアーが同じタイトルになることも発表した。
