これから出勤しようと駐車場に向かったところ、愛車が変わり果てた姿に……。いったい何があったのか。「あまりにも酷い」とぼう然のオーナー、Shuri（@Shuri_1534）さんに詳しい話を聞いた。

“お宝クラス”の68年製外車が走行中に大炎上…大物ロック歌手と愛車の軌跡（JAF Mate Onlineへ）

「昨日の昼から夜にかけて集団で車に嫌がらせされました

10発以上…あまりにも酷い

脱糞犯は現在も逃飛中です
ご注意下さい

今晩は腹いせに美味しい焼き鳥でも食べようと思います」

　5月28日、Shuriさんが「拡散希望」の文字を添えて愛車の画像をXに投稿すると、ネット上は騒然。「うわ、まじか」「かける言葉が見つかりません」「私も86乗ってる時に会社の駐車場でやられたことある」「迎撃などないことを承知の上で　徹底的な空爆をしてきましたね」「日本の至宝に…何たる事を…」「運がつきますよ、きっと」「ケンタッキーと焼き鳥屋をハシゴするべきではないでしょうか」など多くの声が寄せられた。

　場所は福島県内の屋外駐車場。出勤しようと愛車に向かったShuriさんは、目を疑う光景に直面した。

「夜勤で20:00ごろ車通勤のため、車が停めてある駐車場に行ったところ写真のようなあり様でした……」

　1998年式の日産ER34スカイラインに大量の鳥のふんが付着。リア部分が狙われ、鮮やかなブルーカラーの車体にはおびただしい数の“白撃砲”が撃ち込まれていた。

「以前電線の下に車を停めていたらボディー等に鳥ふんを落とされたことはありましたが、ここまでひどい状態にされたのは初めてです」

　駐車場に屋根はないものの、車の真上に電線等はなかった。鳥が止まる場所がなければ、さすがに大丈夫だろうと思っていた。「毎日車を使うためカバー等はかけてませんでした」と無防備だった。その隙を突かれた。

「鳥ふんを洗い流すのに苦労はしましたが、塗装が剥がれたりとかはなかったので安心しました……」

　車への影響がなかったのは幸いだが、心に負った傷は深い……。

　鳥がわざわざスカイラインに向けてふんを落とした理由については、投稿を読んだ人から意外な指摘も。

「コメント欄の方が言うには青い車だと川や水場等と鳥が認識してふんを落としてくることがあるそうです」

　鳥の習性に原因があるとすれば、今後は対策をする必要があるのかもしれない。

　投稿が大きな反響を呼んだことには、驚きを持って受け止めた。

「今まではここまで落とされたことはなかったのでかなりショックでしたが、投稿してまさかここまで反響があるとは思わず、かなり驚いてます。最初は鳥を恨みましたが、コメント欄で面白いことや励ましのお言葉いただけて今では鳥たちに少し感謝しています笑」と最後は穏やかに締めくくった。