中居正広氏が発した「活動を続けられる」声明に代理人が言及「女性側代理人からの修正で誤解を招きかねない文章に」
元タレントの中居正広氏(52)の代理人弁護士が30日、フジテレビの第三者委員会(以下、第三者委)にあらためて調査報告書作成のために用いられたヒアリング記録やその他証拠の開示を求める文書を発表した。その中で、中居氏が1月9日に公式サイトでコメントを発表する際に、事前に相手女性側代理人に対して当該コメントの文案を示したところ、修正が入り、中居氏本人の本来の意図が伝わらず、誤解を招きかねない文章になった可能性を指摘している。

フジ第三者委員への再々要求の文書に記述
元タレントの中居正広氏(52)の代理人弁護士が30日、フジテレビの第三者委員会(以下、第三者委)にあらためて調査報告書作成のために用いられたヒアリング記録やその他証拠の開示を求める文書を発表した。その中で、中居氏が1月9日に公式サイトでコメントを発表する際に、事前に相手女性側代理人に対して当該コメントの文案を示したところ、修正が入り、中居氏本人の本来の意図が伝わらず、誤解を招きかねない文章になった可能性を指摘している。
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中居氏の代理人は、あらためて中居氏の名誉回復に向けての動きを見せた。今月22日に「事実認定は適切」とする文書を公表した第三者委に対し、同23日に「28日までに証拠の開示」をするよう要求した。しかし、第三者委からの反応はなく、あらためてこの日、開示を求める声明を発表した。
その文書の中には、中居氏が1月9日に初めて発信したこのトラブルに関するコメントに言及する記述もあった。(以下、該当部分)
「中居氏は、2025年1月9日に公式ウェブサイトでコメントを発表する際に、事前に相手女性側代理人に対して当該コメントの文案を示したところ、相手女性側代理人から修正が入り、守秘義務を尊重する観点から、これを受け入れています。当職らが、その経緯や修正前後の文章を比較し確認したところ、相手女性側代理人からの修正要求によって、中居氏本人の本来の意図が伝わらず、誤解を招きかねない文章になってしまったと思料いたします」
中居氏と女性とのトラブルは昨年12月、週刊誌報道で明らかになった。テレビ局による中居氏の出演見合わせが相次ぐ中、中居氏は今年1月9日、個人事務所の公式サイトを更新。下記のコメントを発表していた(以下、全文)。
この度は、皆様にご迷惑をお掛けしていること、大変申し訳なく思っております。報道内容においては、事実と異なるものもあり、相手さま、関係各所の皆さまに対しては大変心苦しく思っています。
これまで先方との解決に伴う守秘義務があることから、私から発信することを控えておりました。私自身の活動においても、ご苦労を強いてしまっていることが多々発生しておりますので、私の話せる範囲内でお伝えさせて頂きたいと思います。トラブルがあったことは事実です。そして、双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です。解決に至っては、相手さまのご提案に対して真摯に向き合い、対応してきたつもりです。
このトラブルにおいて、一部報道にあるような手を上げる等の暴力は一切ございません。なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました。
また、このトラブルについては、当事者以外の者の関与といった事実はございません。最後になります。今回のトラブルはすべて私の至らなさによるものであります。
この件につきましては、相手さまがいることです。どうか本件について、憶測での詮索・誹謗中傷等をすることのないよう、切にお願い申し上げます。皆々様に心よりお詫びを申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。
2025年1月9日 のんびりなかい 中居正広
なお、中居氏の代理人はこの声明が出た1月9日の時点とは代わっている。今月に入ってからの動きは中居氏と新代理人によるものだが、「中居氏本人の本来の意図が伝わらず、誤解を招きかねない文章になってしまったと思料いたします」とする具体的な修正箇所には触れていない。
