中村アン×小澤征悦W主演『こんばんは、朝山家です。』朝山家の日常に深く関わるメインキャスト発表

4人組バンド・ゲスの極み乙女のドラマー、ほな・いこかとしても活動する俳優のさとうほなみ、小島健(Aぇ! group)、影山優佳、松尾諭、渡邉心結、嶋田鉄太が7月期のABCテレビ・テレビ朝日系連続ドラマ『こんばんは、朝山家です。』(日曜午後10時15分)に出演することが31日、発表された。

『こんばんは、朝山家です。』のメインキャストが発表された【写真:(C)ABCテレビ】
『こんばんは、朝山家です。』のメインキャストが発表された【写真:(C)ABCテレビ】

朝山家らしさ全開の集合写真がメインビジュアル完成

 4人組バンド・ゲスの極み乙女のドラマー、ほな・いこかとしても活動する俳優のさとうほなみ、小島健(Aぇ! group)、影山優佳、松尾諭、渡邉心結、嶋田鉄太が7月期のABCテレビ・テレビ朝日系連続ドラマ『こんばんは、朝山家です。』(日曜午後10時15分)に出演することが31日、発表された。

 脚本・監督を手掛ける足立紳氏が自身の連載日記『後ろ向きで進む』をベースに執筆した本作は、“キレる妻”の朝山朝子(中村アン)と“残念な夫”の朝山賢太(小澤征悦)という衝突不可避の夫婦が、罵倒と叱責、ときどき愛で家族の難題を切り抜けていく、一家奮闘のホームドラマ。

 イライラ家族の筆頭、“キレる妻”朝子の関係者には、則元桐子(のりもと・きりこ)役でさとうが出演。映画プロデューサーの桐子は、公私共に朝子のよき理解者。今は、朝子が持ち込んだ賢太の映画監督デビュー企画を担当し、実現のための提案や交渉に骨を折ってくれる心強い味方。

 次に、朝山家の長男、小学6年生の晴太(はるた)が通う療育センターの職員、中川陸(なかがわ・りく)を演じるのは、小島。発達障がいの特性から学校になじめない晴太が、心を開く存在となる陸先生を、教育学部出身の小島が演じる。

 そして、小学校での晴太のクラス担任、木本美樹(きもと・みき)役で出演するのは影山。学校を欠席しがちで同級生とも良好な関係を築けない晴太を、木本は適切な声がけで優しく見守ります。これまで多くの生徒役を演じてきた影山が、自身初の先生役に挑みながら、苦しむ生徒をサポートする役どころを演じる。

 松尾は、“残念な夫”賢太の一味、売れない俳優の中野智明(なかの・ともあき)役で出演。朝子が賢太のために立ち上げた事務所に所属する中野は、賢太とは学生時代からの付き合いで、まもなく50歳を迎えると言うのに、脚本家として出世した賢太にドラマの出演も飲み代もせがまなければならない身の上。さすがに、そんな生活がいつまでも続くわけがなく。賢太の人生を思いがけず大きく揺るがすことになる中野を、松尾が楽観と悲哀を込めて演じる。

 野球チームに所属する高1の長女・蝶子(ちょうこ)を演じるのは渡邉。渡邉自身、実際に野球チームに所属していた経歴があり、野球のシーンは1つのみどころに。性格面では協調性がなく気難しい役どころを、渡邉が体当たりで演じる。

 そして、長男・晴太(はるた)役には、主演映画『ふつうの子ども』が公開予定の嶋田。朝子と賢太を振り回し、2人の衝突の原因にもなる重要な役どころに挑む。

 さらに現在、絶賛撮影中のドラマ現場から、作品のメインビジュアルが到着。家の中で、朝山家が映画の撮影スタッフに扮(ふん)している。朝子は監督、賢太はカチンコを持った助監督、蝶子は音響担当、晴太はカメラマンに。撮影中に、なにやらハプニングが起きた模様。その様子を、桐子、陸先生、木本先生、中野が心配そうに覗いているというシチュエーション。

 今回、朝山家を撮影したのは、“家族写真のスペシャリスト”として知られる写真家の浅田政志氏。脚本家の足立氏とは、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』(23年)でもタッグを組んだ仲。浅田氏は「朝山家の家の中は、なんだかヘンテコな物で溢れかえっていました。この中で生活してる家族の日常ってどんな感じ? と、撮影してからずっと気になっていますが、ドラマを見て答え合わせをしたいと思います。おそらく、賑やかで笑ってしまいそうでとても楽しみです!」とコメントを寄せた。

小島健は療育施設の陸先生役「自分なりに、解釈できるものを探して演じていきたい」

○さとうほなみ

「こんばんは、桐子です。映画プロデューサー兼朝子の友人という立場で朝山家と関わっております。足立監督のホンを頂いたときは、お会いするのが初めましてにも関わらず『きゃーこれこれ!』とテンションがぶち上がったものです。そして現場に入っても尚、テンション継続中です。小澤さんから『マトモなのは桐ちゃんだけだよね』と言われました。ええ、その通りなのです。唯一マトモなわたくし、精一杯朝山家を支えさせていただきます」

○小島健

――役どころと、演じるにあたっての思いを教えてください。

「大学の教育学部に通っていたということを知ってくださり、療育施設の陸先生という役を演じさせていただくことになりました。演じる上で、自分が学生時代お世話になった恩師にお話を聞いたりしましたが、自分なりに、解釈できるものを探して演じていきたいと思います」

――視聴者の皆様へメッセージをお願いします。

「今回晴太くんが通う施設の先生役を演じさせていただきます。小島健です。教育学部で培った先生像を視聴者の皆様にとって、少しでも理解できるような先生を目指して、頑張って演じていきたいと思います。何卒、温かい目で見守っていただけると嬉しいです」

○影山優佳

――役どころと、演じるにあたっての思いを教えてください。

「木本先生は、明るく前向きなハツラツとした小学校の先生の役なのですが、晴太くんはじめいろいろな生徒と頑張って向き合おうとしています。今回、実際に小学生のみなさんと一緒にお芝居させていただいたのですが、教壇に立った時の緊張感を背負いながらも、いかに勉強を楽しく思ってもらえるか考えているって、先生ってすごいなって本当に思いました。自分も今まで教えてもらうことばかりだったので、どうやったらわかりやすいと思うかな~なんて想起しながらやるのはすごく楽しい時間でした」

――視聴者の皆様へメッセージをお願いします。

「朝山家の日常、そして一瞬一瞬というものは、みなさんの背中を押すような大切な温かい時間になっているんじゃないかなと思います。ぜひ私と一緒にドラマを追いかけてもらえたら嬉しいです。よろしくお願いします」

○渡邉心結

――役どころと、演じるにあたっての思いを教えてください。

「私が演じさせていただく蝶子は反抗期で色んなことに怒ってしまいます。でも本当は家族のことが大好きで、怒ってしまう自分も直したいと思っています。そんな素直になれない蝶子を、繊細に表現したいと思っています。また、野球が得意な子で私自身も野球を習っていたため、皆さんにかっこいい姿をお見せできるように頑張ります!」

――視聴者の皆様へメッセージをお願いします。

「家族あるあるが詰まったコメディ作品となっております。本当の家族のように仲良く楽しく撮影しています! 私の家族と家族構成が似ていて演じていても共感ばかりです…笑 朝山家は喧嘩の絶えない家族ですが、決して仲が悪いわけではありません! これあるあるだなあと皆さんにも共感して観ていただけたら嬉しいです! ぜひ放送を楽しみに待っていてください!」

○嶋田鉄太

――役どころと、演じるにあたっての思いを教えてください。

「今回の役は、すっごくわがままです。回を重ねるごとにわがままさが目立ってきて思わず笑ってしまいます、でも自分に似ているところもあり、不思議な気持ちになります。こんな晴太を演じるにあたって、家族との在り方について考えさせられました。浅くも深くもあり、簡単に説明できない作品です」

――視聴者の皆様へメッセージをお願いします。

「とても良い家族の話です。是非、身近な人と一緒に見てみて下さい!!」

○松尾諭

――役どころと、演じるにあたっての思いを教えてください。

「拙著『拾われた男』原作のドラマで脚本を書いてくださった足立紳さん待望の新作! 今回は初めて監督としての足立さんに演出を受けるので期待に胸が膨らみ日々ニヤニヤしております。僕が演ずるのは中野という俳優です。仲野ではなく中野です」

――視聴者の皆様へメッセージをお願いします。

「夫婦愛を書かせたら当代一の足立さんですが、今回はさらに子育てについても丁寧に書かれていて、そんじょそこらのホームドラマとは一線を画す、激しくも心温まる素敵な作品です。老若男女、または家族に対して思うところのある方々などなど、どなた様もこぞってご覧ください」

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