最高年収「4000万円」をパチンコに注ぐ日々 ダンプ松本、トータル負け額は「マンションを買えちゃうくらい」
元プロレスラーでタレントのダンプ松本が29日、テレビ東京系『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(木曜深夜0時)に出演。パチンコにドハマりした過去を振り返った。

1日での最高負け額は16万円
元プロレスラーでタレントのダンプ松本が29日、テレビ東京系『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(木曜深夜0時)に出演。パチンコにドハマりした過去を振り返った。
大衆娯楽のひとつとして、多くのファンを持つパチンコ。一方で、ストレスや家庭環境など、さまざまな理由によるのめり込みも問題視されている。ダンプもその1人で、1日での最高負け額は16万円。パチンコに費やした総額は「マンションを買えちゃうくらいじゃないですかね、都内に」とのことで、「もう何年もですからね……」と語った。
初めてパチンコ店に入ったのは練習生時代、19歳の時だったそうで、ダンプは「(練習の)マラソンコースにパチンコ屋さんがあって……」と発言。「長与千種とだったと思うんだけど、練習中に喉が渇くから300円くらい隠して持ってるんですよ。途中でジュースを飲んじゃおうと思って」と述べると、「パチンコ屋さんがあったんで、ジュースを買うか、パチンコをやっちゃうか、どうする?」と悩んだことを明かした。
結果、パチンコを選択したところ、「1発で(当たりが)出ちゃった」。300円が9000円まで増えたそうで、ダンプは「出ちゃったから、もうやめられないよね~」と苦笑した。以降は、練習の合間を縫ってパチンコを打つ日々。ブル中野との「極悪同盟」でブレイクしたダンプの最高年収は「4000万円」ほどで、稼いだお金は湯水のごとくパチンコに注ぎ込んだという。
ダンプは「ストレス解消と、勝ちたくて行くんですよ。で、負けると取り返したい」と回想。27歳でのプロレス引退後はパチンコ店通いが加速し、「朝9時に行って並んで整理券をもらって、(閉店の夜)11時まで」打ち続けることも少なくなかったという。食事は店内で販売している「80円くらいのカレーパン」で済ませていたそうだ。
パチンコを1分、1秒でも長く打ちたい。完全にパチンコ沼にハマったダンプだったが、50歳頃のある日、「当たりの出ないむなしさ」を強く感じ始めたそうで、「パチンコとの決別」を誓ったという。
だが、寝ても覚めてもパチンコの演出が頭の中に浮かび上がる状況。結局、パチンコ店に足を踏み入れてしまい、“やめては戻る”を「80回くらい繰り返した」そうだ。
では、どのようにしてパチンコ沼から抜け出せたのか。ダンプは「今日はパチンコに行かないで、使おうと思ってた10万円で、『何か食べに行こうよ、みんなで』って言って、おいしいものを食べてお酒を飲んだ」と説明。その時は「ストレスが全然なかった」そうで、「(お金が)戻ってこなくても、全部腹に入ってるわけだから、気持ちと。それがすごく良くてやめられたって感じかな」と告げると、「やっぱり、何か食べた方がいい!」と続け、共演者たちの笑いを誘った。
