佐藤流司&橋本良亮、2年ぶりの“バディ”に喜びも「お互いに活気がなくなった」 食の好みが焼肉からイカ刺しに
俳優の佐藤流司とA.B.C-Zの橋本良亮が30日、東京・IMM THEATERで行われた舞台『近松忠臣蔵』(5月30日より同所ほかにて上演)公開ゲネプロ&取材会に、共演の瀧陽次朗(少年忍者)、瀬戸祐介、細見大輔、ブラザートム、上演台本・演出の鈴木勝秀氏とともに出席。2年ぶりの“バディ”役を喜んだ。

舞台『近松忠臣蔵』公開ゲネプロ&取材会
俳優の佐藤流司とA.B.C-Zの橋本良亮が30日、東京・IMM THEATERで行われた舞台『近松忠臣蔵』(5月30日より同所ほかにて上演)公開ゲネプロ&取材会に、共演の瀧陽次朗(少年忍者)、瀬戸祐介、細見大輔、ブラザートム、上演台本・演出の鈴木勝秀氏とともに出席。2年ぶりの“バディ”役を喜んだ。
本作品は、近松の末裔である近松洋男氏の『口伝解禁近松門左衛門の真実』を元に、武士を捨て町人に寄り添うように戯作者となった近松門左衛門と、赤穂藩の筆頭家老として藩政を担い、「忠臣蔵」では吉良邸に討ち入りの陣頭指揮を執ったとして描かれた大石良雄の2人が、歴史の流れに飲み込まれながらも、真逆ともいえる異なる生きざまで30年に及ぶ友情を貫いた男同士のドラマを描く。
大石内蔵助(大石良雄)役を演じる主演の佐藤と近松門左衛門役を演じる橋本は、2023年上演の音楽劇『「逃げろ!」~モーツァルトの台本作者 ロレンツォ・ダ・ポンテ~』(上演台本・演出:鈴木勝秀)でも共演したが、本作の出演の話を聞いた際に佐藤は「またこうして鈴勝さんのもと、はっしー(橋本)君とまたバディを組めることが楽しみだなと思いました」と当時の心境を明かした。
一方、橋本も「まったく一緒です。最初に聞いたときは“ついにきたか”という気持ちでしたね」と声を弾ませ、2年前に共演した音楽劇『逃げろ!』の千秋楽前に鈴木氏、佐藤、スタッフと食事会をした際に、鈴木氏から「大石内蔵助のこういうストーリーがあるんだよ。2人どう?」と打診され、佐藤と橋本が話に乗ったという経緯を明かし「そのときに流司と俺が『また一緒にやりたいね』って鈴勝さんに押したんですよ。そうしたら実現したので言ってみるもんだなと。またこれの終わり際に言うと思います(笑)」と笑顔で語った。
また、お互いが2年前と変わった部分を尋ねられると、佐藤は「お互いに大人になって活気がなくなった」とコメントして笑いを誘い、橋本も「確かに落ち着きましたね。2年前のほうがヤンチャ感がありましたね」と賛同。続けて、佐藤が「2年前は『よっしゃー、焼肉食いに行こうぜ』って感じだったんですけど、今回は『じゃあ、イカの刺身でも』って」と打ち明けると、橋本は「食が変わりましたね」と手を叩いて笑った。
さらに、過去にABC座で共演経験があるという橋本と瀧。お互いにメジャーリーグが大好きだそうで、橋本は「瀧くんがグローブを買って、いいなと思って僕もドジャーズファンなのでドジャースのグローブを買ったので、これから一緒にキャッチボールでもしようかなって話をしています」と明かすと、瀧は「僕はパドレスが好きなんですけど、パドレスとドジャーズの試合が本番期間にあるので、その日ピリピリしていたら申し訳ないです」とにっこり。橋本は「個人的には明日からヤンキース戦が始まるので、見てから本番に挑もうかなと思っています」と語った。
